ジダン”三男”、華麗なマルセイユルーレットに海外熱視線 「父と同じディテール」
アトレティコ・マドリードユースとの試合で父親譲りのターンを披露
ジネディーヌ・ジダン氏の三男テオ・ジダンが、ユースチームの試合中に父親譲りのマルセイユルーレットを披露し話題になっている。そのシーンについて、海外メディアは「父と同じディテール、同じマジック」と指摘し熱視線を送った。
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レアル・マドリード前監督のジダン氏には4人の息子がおり、三男のテオはレアルの下部組織に所属。長身で、強烈なシュートや巧みなボールタッチを特徴とすることから、プレースタイル的には兄弟のなかでも最もジダン氏に似ていると言われている。
そのテオが、アトレティコ・マドリードユースとの試合で、父親が現役時代に得意技としたマルセイユルーレットを披露した。前半31分、敵陣中央でパス受けたテオは、そのままゴール前へ。相手DFとの競り合いからルーズボールを拾うと、GKと1対1の場面で足裏でボールをコントロールしながら体をターンしてかわす。
GKが思わず倒れ込むなか、テオは体勢を整えて右足を一閃。シュートは惜しくも相手のクリアに阻まれてしまいゴールとはならなかったが、そのテクニックに海外メディアが反応し、メキシコメディア「mediotiempo」は「マジック!? レアル・マドリードで父が『特許』を取ったルーレットを真似して輝いた」と見出しを打ち熱視線を送った。
テオが披露したマルセイユルーレットに対して、記事では「父と同じディテール、同じマジック」と指摘。「ジダンがレアル・マドリードとフランス代表の中盤を正確なパスと美的資源で引っ張っていた世紀初頭に、突然、彼はフラッシュバックしていた」と、ゴール前での判断にも注目していた。
現在19歳のテオは父親がレアルを率いていた今年2月、トップチームの練習に招集され話題になったこともあるが、近い将来、その雄姿をトップで見る日が来るかもしれない。