「信じられない」 英雄アンリ、現役さながらの”20mFK弾”に海外驚愕「キング!」
ベルギー代表のトレーニング中に高精度の左足FK弾を叩き込んだシーンが話題に
元フランス代表FWティエリ・アンリ氏は現在、欧州選手権(EURO)に出場するベルギー代表のアシスタントコーチを務めているが、現役時代に魅了した技術は錆びついていないようだ。同代表の公式SNSで公開された見事なフリーキック(FK)弾が反響を呼び、海外メディアで話題になっている。
現役時代、アーセナル(イングランド)やバルセロナ(スペイン)などで活躍したアンリ氏。抜群の得点感覚でアーセナル時代に4度の得点王に輝いた”英雄”は、フランス代表でもエースストライカーとして名を馳せ、母国開催となった1998年ワールドカップや2000年のEURO制覇に貢献。引退後は指導者へと転身し、現在はベルギー代表のアシスタントコーチを務めている。
2014年12月の引退発表から今年で7年が経とうとしているなか、ベルギー代表の公式SNSで現役時代さながらのFKを披露したシーンが話題になっている。投稿された動画でアンリ氏は、ダミーの壁5枚を立てつつ、ゴールまで約20メートル付近にボールをセット。ボールに対し右斜め後方から助走をつけ、利き足とは逆の左足を一閃すると、ゴール右上に見事な一撃を突き刺した。これには選手たちも驚きを隠せず、FWロメル・ルカクやMFケビン・デ・ブライネがこの”スーパーゴール”に反応する様子が収められている。
この動画に海外メディアも注目。英メディア「スポーツ・バイブル」は「ティエリ・アンリがトレーニングでフリーキックを披露し、ルカクとデ・ブライネが驚愕」と見出しを打ち、「43歳という年齢にもかかわらず、アンリは信じられないようなシュートをトレーニング用のダミーを回り込んで右上隅に突き刺した」と綴れば、インドネシアのスポーツ専門サイト「bola.com」も「キング! ティエリ・アンリのフリーキックで、ロメル・ルカクとケビン・デ・ブライネがプレーしていないことに驚く」と綴るなど、アンリ氏が披露した圧巻技が反響を呼んでいた。