“90+7分”の劇的同点弾 鹿島MF、執念の一撃に注目「試合は最後まで分からない」
途中出場のファン・アラーノ、仙台戦の“ラストワンプレー”で起死回生の同点ゴール
鹿島アントラーズは20日、J1リーグ第18節でホームにベガルタ仙台を迎え、1-1で引き分けた。後半に先制点を許すも、後半アディショナルタイム7分に途中出場のブラジル人MFファン・アラーノが執念の同点ゴール。劇的な展開に「DAZN」公式ツイッターも「90+7分 ラストワンプレー!!! 試合は最後まで分からない」と注目している。
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代表ウィーク前に行われた5月30日の前節川崎フロンターレ戦に1-2で敗れていた鹿島は、ホームに下位に沈む仙台を迎えたが、1点が遠く、逆に後半17分、FW西村拓真に先制点を許してしまう。連敗を避けたいなか、相馬直樹監督は攻撃的な選手を投入。同41分には今季無得点のブラジル人MFファン・アラーノをピッチに送り込んだ。
表示されたアディショナルタイムは5分。鹿島が何度も仙台ゴールを脅かすなか、仙台MF加藤千尋が接触プレーで倒れていたこともあり、目安の時間が過ぎても笛は鳴らなかった。そして後半AT7分、左CKからのチャンスにFW上田綺世がヘディングシュートも、これは仙台GKストイシッチが好セーブ。ゴールラインを割って右CKとなった。キッカーのファン・アラーノが蹴ったボールは相手にはね返されて再びファン・アラーノのもとへ。キャプテンマークを巻いたブラジル人MFは、左に切り返しながらマーカーとの間合いを計ると、左足でクロス気味のボールを供給。これが相手GKの意表を突く格好となり、ワンバウンドしたボールはファーサイドのネットに吸い込まれた。
最終的に97分50秒で試合終了のホイッスルが吹かれたなか、鹿島の劇的な同点ゴールにDAZN公式ツイッターが注目。「90+7分 ラストワンプレー!!! 試合は最後まで分からない」との一文を添えて映像を投稿すると、ドラマチックなゴールを称える声やアディショナルタイムの長さに疑問を呈する声など様々なコメントが寄せられ話題を呼んでいた。