C・ロナウド、36歳で時速32kmを記録 ドイツ戦の圧巻97mスプリントに海外注目
ドイツ戦の前半15分、カウンターでほぼピッチすべてを駆け抜けて先制点をマーク
ポルトガル代表は現地時間19日、欧州選手権(EURO)グループステージ第2戦で強豪ドイツ代表に2-4で敗れたが、エースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、先制点を挙げる活躍を見せた。ゴールが生まれる直前、ロナウドは97メートルをスプリントし、時速32km/hを記録していたと海外メディアは報じている。
初戦のハンガリー戦(3-0)で2ゴールを挙げたロナウドは、ドイツ戦でもさすがのプレーを見せる。0-0で迎えた前半15分、ポルトガルは自陣でマイボールとしてカウンターを仕掛けるなか、ロナウドはゴール前から猛然とダッシュ。瞬く間に敵陣に入り込むと、FWディオゴ・ジョッタが相手GKを引き付けて出したラストパスを冷静に流し込み、先制点を奪った。
その後、ポルトガルは自力で勝るドイツに前半35分からの25分間で4連続得点を許し、後半22分にジョッタが1点を返すのがやっとだったが、意地を見せたロナウドの90メートル超のスプリントに海外メディアも熱視線を送っている。
オーストラリアのスポーツ専門局「Optus Sport」は、「クリスティアーノ・ロナウドは97メートルを駆け抜けてのゴールで、トップスピード32km/hを叩き出した。陸上のコンテストに当てはめると、1kmあたり(要する時間は)約1分52秒だ」と伝えた。
36歳となっても衰えを感じさせないロナウドは、この日で代表通算107得点目。世界最多得点記録となるイラン代表FWアリ・ダエイの109得点まで残り2点に迫っており、23日のフランス戦のプレーにも注目が集まりそうだ。
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