レアル、主将ラモスの後釜にセビージャの仏代表DF獲得へ 移籍金は105億円の攻防か
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セビージャの「ベストディフェンダー」である21歳のクンデに照準
キャプテンのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスの退団が決まったレアル・マドリードは、その後釜にセビージャのフランス代表DFジュール・クンデに照準を合わせているようだ。スペイン紙「マルカ」が、ラモスに続くセビージャからの引き抜きの可能性を報じた。
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21歳のクンデは、2019年にフランス1部ボルドーからセビージャへ移籍。活躍が認められ、現在開催中の欧州選手権(EURO)のメンバーにも選出された。レアルからの関心は以前から報じられていたが、ラモスの退団が決まったことでさらに注目の存在となっている。
記事によれば、クンデの買取条項は8000万ユーロ(約105億円)。セビージャ側はこの金額を譲るつもりはなく、コロナ禍で財政を圧迫されている現状では、レアルにとっても簡単に支払える金額ではない。クンデは技術に優れ、「チームのベストディフェンダーとして台頭した」と高い評価を受けている一方で、ラモスのようなリーダーシップを発揮するタイプのDFではないことも懸念点として挙げられている。
ただし、レアルはフランス代表DFラファエル・ヴァランにも移籍の噂が絶えず、センターバックの層に不安があるのも事実。「ロス・ブランコが1人の選手にこれだけの金額を費やすことは難しいが、不可能ではないだろう」とクンデ獲得に大枚を叩く可能性も示唆されている。
かつてセビージャからラモスを引き抜いたレアルは、その代役となるセンターバックもセビージャから獲得することになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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