「レアルを去るのが早過ぎた英雄5人」を海外選出 最も“時期尚早”とされた名手は?

レアルレジェンド5人をランキング形式で特集【写真:Getty Images】
レアルレジェンド5人をランキング形式で特集【写真:Getty Images】

S・ラモスの退団を受けて特集、1位にはC・ロナウドが選出

 レアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスは、今季限りで退団することが決まった。35歳になっても衰え知らずだったキャプテンの退団を多くのマドリディスタが惜しんでいるなか、英メディア「Sportskeeda」は「クラブを去るのが早過ぎたレアル・マドリードのレジェンド5人」をランキング形式で特集している。

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 “銀河系軍団”とも呼ばれるレアルでは、これまでにも数多くのスーパースターがプレーしてきた。レアルでキャリアの最後を迎えた者もいれば、一方で引退を前にクラブを去った者もいる。そんな惜しまれつつ退団した“レジェンド”がピックアップされている。

 5位には2007年から17年まで10年間在籍したポルトガル代表DFペペ(現ポルト)、そして4位には今季限りで監督の座を退任したジネディーヌ・ジダンが名を連ねるなかで、3位に渦中のラモスがランクイン。記事では「レアル・マドリードのディフェンスの柱として活躍。現代最高のセンターバックの1人として評価されている」と記された。35歳になっても衰え知らずで、UEFAチャンピオンズリーグ3連覇など近年の成功を象徴する選手だっただけに、退団のニュースは驚きを提供した。

 そして2位は、元キャプテンのスペイン代表GKイケル・カシージャスだ。レアルの下部組織出身で、トップチームで725試合に出場した正真正銘のレジェンドだが、ジョゼ・モウリーニョ監督体制で冷遇され、ベンチに追いやられた。2015年にレアルを退団し、20年にポルトガルのポルトで現役生活に幕を下ろしたが、レアルでの最後にはクラブとの対立も表面化していただけに、より良い形での別れを望んでいたファンも多かっただろう。

 そして1位はポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが選ばれた。2009年から9年間で450得点を積み重ねたゴールマシンは、18年にユベントスへ電撃移籍。ユベントスでのロナウドは加入3シーズンで101得点と、類稀な決定力が健在であることを示した一方で、今季はセリエAのタイトルを逃すなどチームとしては不本意なシーズンを過ごした。悲願のチャンピオンズリーグタイトルにもまだ手は届いていない。

 記事でも「36歳のロナウドは個人レベルではよくやっているが、レアル・マドリードもロナウドもかつて一緒に楽しんだ成功を再現することはできていない」と、レアルとロナウドの双方が望んでいたような結果を手にできていないと指摘している。3年前にマドリードを離れたロナウドの決断は、やはり“時期尚早”だったのかもしれない。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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