青森山田“10番”、仏リーグ移籍の可能性に母国メディア注目 「新たな才能を狙っている」
日本人アタッカーMF松木玖生にストラスブールが触手? 仏メディアが動向に熱視線
高校サッカーの強豪・青森山田の注目アタッカーMF松木玖生に、フランス1部ストラスブールからオファーを提示された可能性が日本の一部メディアで報じられた。日本代表GK川島永嗣も所属するリーグ・アンのクラブからの関心は現地メディアでも注目されている。
松木は青森山田で1年次からレギュラーとして活躍した逸材アタッカーで、2年に上がると「10番」を託され昨年度の高校選手権ではチームの準優勝に貢献した。年代別代表に名を連ねてきた実績を持つほか、今年1月にはフランスの名門オリンピック・リヨンの下部組織の練習に参加。現在、高校でのラストシーズンを送っている松木に対しては国内外から熱視線が注がれている。
そんななか、日本の一部メディアの報道により、ストラスブールからオファーを提示された可能性が浮上。同クラブが松木に関心を示していることは現地メディアでも注目され、仏メディア「FOOT SUR 7」は「ストラスブールの監督は、若い日本人MFを探している」と指摘している。
川島も所属するストラスブールは、ティエリ・ローレイ前監督が退任し、来季に向けてジュリアン・ステファン新監督を迎え入れたばかり。新戦力を引き寄せるために水面下で動いているなか、同メディアはチームの輪郭を描き直す中での強化策として、松木に興味を示していることを報じている。
「クラブは現在、青森山田でプレーする松木玖生という新たな才能を狙っている。日本以外ではあまり知られていないが、このミッドフィルダーは所属クラブで良いシーズンを過ごしている。18歳の彼は、日本のサッカー界で最も有望な選手の1人と考えられている」
近年、若手選手の海外移籍が多く実現する中で、日本サッカー界期待のホープとされる松木のフランス移籍は実現するだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)