S・ラモス、新天地候補に名門ミラン浮上 年俸20億円&2年契約提示と海外報道
新天地の有力候補シティは“関心なし”も、ミランが獲得へ触手とスペインメディア指摘
スペイン代表DFセルヒオ・ラモスは今季限りでレアル・マドリードを退団することが決定した。移籍先としてすでに複数クラブが噂に上るなかでスペイン紙「AS」によれば、有力候補とも見られていたマンチェスター・シティはラモスの獲得に関心を持っていないという。
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16年間在籍したレアルとの契約延長が実現せず、今季限りでの退団が決まったラモス。記者会見では涙を流し、レアルへの深い愛情を表した。
注目される新天地だが、メディアではすでにマンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティ、パリ・サンジェルマン(PSG)、そして古巣セビージャの名前が浮上していた。セビージャに関してはラモス自身が否定的に語っていたが、スペイン紙「AS」によればマンチェスター・シティも候補から外れるようだ。同紙は「マンチェスター・シティはセルヒオ・ラモスとの契約を考えていない」との見出し打って報じている。
「たとえフリーエージェントだとしても、マンチェスター・シティはラモスとの契約は考えていない。シティ関係者の近い筋によると、35歳のセンターバックはグアルディオラのプランに入っていない」
記事ではこのように伝えられている。シティを率いるペップ・グアルディオラ監督の構想にラモスは入っていないため、たとえフリーでも獲得に関心を持っていないようだ。
シティはスペイン代表DFエリック・ガルシアがバルセロナへ移籍したものの、今季プレミアリーグMVPのDFルベン・ディアスを筆頭に、DFアイメリク・ラポルテ、DFジョン・ストーンズ、DFナタン・アケとセンターバックの頭数は揃っており、1年契約延長が見込まれるMFフェルナンジーニョも起用できることから新戦力獲得の必要は感じていないという。
なお、シティの可能性は薄くなったようだが、一方でPSGとユナイテッドは選択肢に残り、さらに新たにセリエAのACミランも浮上しているという。スペインテレビ「El Chiringuito de Jugones」によれば、イタリアの名門はラモスの獲得に向けて契約金2000万ユーロ(約26億円)、年俸1500万ユーロ(約20億円)の2年契約を提示したとされている。
来年のカタール・ワールドカップ出場を望み、トップレベル維持を目指すラモス。自身初の国外リーグ移籍が濃厚となるなか、一体どのクラブでのプレーを選択するのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)