鎌田大地、新天地候補に英レスター浮上 現地メディア報道「条件を満たしている」
アーセナル移籍の可能性があるマディソンの代役候補としてリストアップか
今夏の去就が注目される日本代表MF鎌田大地(フランクフルト)の新天地候補として、英メディアはプレミアリーグのレスター・シティが浮上したことを報じた。地元紙「レスター・マーキュリー」によると、”10番”のMFジェームズ・マディソンが移籍した場合に備え、代役候補としてリストアップされているという。
鎌田はフランクフルトで2シーズン目を迎えた今季、攻撃の主軸を担いリーグ戦で5得点、さらにはブンデスリーガ3位の12アシストをマーク。シーズンを通した活躍ぶりから評価は上昇し、セビージャやトッテナムなど欧州の複数クラブが獲得に関心を抱いていると海外メディアで報じられた。
そこに続いて新天地候補へ浮上したのが、ブレンダン・ロジャーズ監督の下で躍進を遂げるレスターだ。「レスター・マーキュリー」紙によると、今季プレミアリーグで5位となったチームで”10番”を背負うマディソンにアーセナル移籍の可能性があり、クラブを離れた場合に備えて、獲得リスト入りしたと指摘している。
ほかにも、ドイツ1部RBライプツィヒのMFクリストファー・エンクンク、イングランド2部レディングのMFマイケル・オリーズも候補に挙がっているとされるが、鎌田については「多くの条件を満たしている。ヨーロッパでの経験は興味深いもので、相手にプレッシャーをかけてボールを奪い返すというロジャーズ監督がクラブに浸透させたいと考えている守備面での理念にも合致する」と評した。
ドイツ地元紙「フランクフルター・ルントシャウ」によると、フランクフルトは鎌田の移籍金”最低価格”を2500万ユーロ(約33億円)に設定したとされるなか、交渉を成立させるクラブは現れるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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