トッテナム、来季監督の選定が難航…最有力候補に“闘犬”イタリア人指揮官が浮上
コンテ氏、フォンセカ氏との交渉が破談、新たにガットゥーゾ氏と交渉を開始か
プレミアリーグのトッテナムはアントニオ・コンテ氏に続き、パウロ・フォンセカ氏との交渉が破談に終わるなど新指揮官の選定が難航している。そうしたなかで英紙「ガーディアン」によれば、セリエAのフィオレンティーナを就任からわずか23日で電撃退団したジェンナーロ・ガットゥーゾ氏と交渉を開始したという。
昨季途中にジョゼ・モウリーニョ氏(→ローマ)が退任し、シーズン終了までライアン・メイソン暫定監督が指揮を執っていたトッテナム。新指揮官探しに奔走中だが、前インテルのコンテ氏、前ローマのフォンセカ氏との交渉はいずれも破談に終わった。
前ユベントスのファビオ・パラティチ氏が新スポーツディレクターに就任したことでイタリア方面からの人選が続いているが、新たに浮上したのが昨季までナポリを率いていたガットゥーゾ氏だ。同氏はフィオレンティーナの監督就任が決定していたものの、補強方針に関してクラブと意見の相違があったとして、現地時間17日に就任からわずか23日での電撃退任が決まった。そして、退任が発表されたその日のうちにトッテナムとの交渉が始まったようだ。
移籍情報に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏も「ジェンナーロ・ガットゥーゾが終わりのないトッテナム加入のレースをリード」と“闘犬”と呼ばれた元イタリア代表MFが新たな最有力候補に浮上したとツイート。同氏によれば、両者は2年契約の条件で交渉中だという。二転三転しているトッテナムの監督選びは果たしてどのような決着を迎えるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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