フットサル日本代表FP清水和也、コルドバと契約延長 「無限の可能性を信じ全力で頑張ります」
2023年6月までの契約延長がクラブ公式サイトで発表される
フットサルのスペイン1部リーグに所属するコルドバ・パトリモニオは16日、日本代表FP清水和也との契約を2023年6月まで延長したことを発表した。これにより現在24歳の清水は、あと2シーズンはスペインでプレーすることとなった。
2017年にタイで行われたAFC U-20フットサル選手権にU-20日本代表のキャプテンとして出場した清水は、この大会で5試合に出場して6得点を記録。チームは準々決勝で敗退となったが、アジアでも有数のピヴォであることを証明した。この大会での活躍が認められ、スペイン1部リーグの強豪エルポソ・ムルシアが獲得に名乗りを挙げ、2018-19シーズンからはスペイン2部リーグに所属するエルポソのBチームでプレーした。
エルポソのBチームで1年半プレーした清水は、2019-20シーズンの冬の移籍市場で1部リーグのコルドバへステップアップ移籍を果たす。そして2020-21シーズンは、降格候補に挙げられていたものの、清水はリーグ戦全34試合に出場し、バルセロナ戦で2020年の年間ベストゴールに選出されるスーパーゴールを決めるなど活躍。1シーズンを通じて5得点を記録し、チームの1部残留に貢献した。
去就が未定となっていた清水だが、コルドバと2シーズンの契約延長が発表された。リリース内でコルドバを率いるホサン監督は、「清水は守備面でも、攻撃面でも、来シーズンのカギを握る存在だ。将来的に彼がリーグで最も有力なピヴォの選手になると確信している」と、来シーズン以降の清水の活躍に大きな期待をかけた。
契約延長が発表された清水はFootball ZONE webの取材に応じ、「このたび、コルドバ・パトリモニオと契約延長しました。昨年以上の結果を残すとともに、世界に自分の名を広めていけるよう突き進みます! 無限の可能性を信じ全力で頑張ります! 応援よろしくお願いします!」と、コメントしている。
今年9月にはリトアニアでフットサル・ワールドカップが開催され、清水は日本代表の一員として、同大会に出場することが確実視されている。スペイン1部リーグでも、広く認知される存在となった清水は2021-22シーズン、フットサル日本代表とコルドバで、どのような活躍を見せるだろうか。
(Futsal X・河合拓 / Taku Kawai)
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