エバートン新監督、最有力候補にベニテス浮上 交渉大詰めと英メディア報道
退任したアンチェロッティの後任として就任の可能性が高まる
カルロ・アンチェロッティ監督(→レアル・マドリード)が退任したエバートンの新指揮官に、ラファエル・ベニテス氏就任の可能性が高まっているようだ。英公共放送「BBC」は同氏が最有力候補だと報じており、すでにクラブ上層部との交渉が大詰めを迎えているようだ。
エバートンは2019年からチームを率いたアンチェロッティ監督が来季からレアル・マドリードの新監督に就任することが決定。後任を探していた。
今季限りでウォルバーハンプトンを退任するヌート・エスピリート・サント氏も候補として名前が挙がっていたなかで、ここにきてリバプールやチェルシー、ニューカッスルなどプレミアリーグクラブでの指揮経験が豊富なベニテス氏が最有力候補に浮上している。すでにクラブ上層部との3度目の交渉が行われたという。
「BBC」は、ベニテス氏はリバプールを率いていた2007年のマージーサイド・ダービーで、エバートンを“小さなクラブ”と表現したことから「ベニテス監督の就任は議論の的になるだろう」と報じている。しかし、同氏は今季プレミアリーグで10位に終わったエバートンの再建に意欲的で、自身の手腕で懐疑的なサポーターを納得させられる自信を持っているという。
リバプールではFAカップとUEFAチャンピオンズリーグを、チェルシーではUEFAヨーロッパリーグを制するなどカップ戦で結果を残してきたベニテス氏。19年のニューカッスル以来となるプレミアリーグ復帰が近づいている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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