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EURO落選のトーレス、アトレチコでの欧州制覇に集中 「CL決勝でハッピーエンドを」
今季リーガ11得点の”神の子” 愛するクラブのCL優勝を誓う
6月の欧州選手権(EURO)3連覇を目指すスペイン代表は、17日に最終候補メンバー25人を発表した。その中にはアトレチコ・マドリードで復活を遂げたFWフェルナンド・トーレスの名はなかった。代表落選を受けてトーレスは、EUROよりもUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝こそ、自らの大舞台だと語ったとスペイン紙「マルカ」が報じている。
トーレスは闘将ディエゴ・シメオネ監督の下、古巣アトレチコで完全復活を果たした。14日の最終節セルタ戦でも後半6分に先制点を決めてチームの勝利に貢献。自身の今季リーガ得点数を11にまで伸ばし、スペイン代表のサプライズ選出も期待された。しかしビセンテ・デル・ボスケ監督は同僚の新星MFサウール・ニゲスを初選出する一方で、2008年、12年大会の優勝に貢献したトーレスをリストに入れなかった。
この非情な決断にも「僕はEUROについては気にしていないんだ。僕は自分のサッカー人生において、最大となる試合をプレーする機会を持っているからね」とトーレスはさばさばと話し、28日に行われるCL決勝へと視線を向けているという。
「僕たちはサッカー人生で何度も与えられないビッグチャンスに直面しているんだ。この3年間で2度もCL決勝にたどり着いただけでも、クラブの成長は想像を絶するものだからね。でも僕らには、クラブ史における新たな章が迫っている。だから、ここでハッピーエンドを書かなきゃいけないんだ」
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