ミランの不人気指揮官が来季続投に意欲 「これからもこのユニホームに血を注ぐ」

 火中のクリを拾う指揮官


 凋落(ちょうらく)のミランは浮上の兆しをまだ見せていない。トップチームでの指導経験ゼロのミランOBにとっては、途中解任の憂き目を見たクラレンス・セードルフ、フィリッポ・インザーギ元監督に続く、火中のクリを拾う作業にも見えるが、ブロッキ監督は再建に情熱を見せている。

 

「全然後悔していない。(自分がミランを再建できる)レベルにないとは思っていない。賢く、仕事をする。情熱があれば、20年間自分を生かしてくれたことに敬意を持っていられる。僕はこのユニホームに血を注いで きたし、これからもそうする」

 

 ブロッキ監督はこう語った。クラブの危機的状況にも続投に自信を見せるブロッキ監督は、奇跡のユベントス撃破で名門復活への灯火を照らすことができるだろうか。

 

【了】

 

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部 text by Soccer Magazine ZONE web

 

ゲッティイメージズ写真 photo by Getty Images

 

 

 

page1 page2 page3

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング