“ポスト大迫”へ強烈アピール! 6分間3ゴールのオナイウ、連係面は「もっと良くできる」
初先発でハットトリック達成「高い目標を持ってやっていきたい」
日本代表(FIFAランク28位)は15日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の最終戦でキルギス代表(同99位)と対戦。代表初先発となったFWオナイウ阿道(横浜F・マリノス)は、前半の6分間でハットトリックを達成し5-1の勝利に貢献した。試合直後のインタビューに応じたオナイウは、「得点という結果は出せたけど、連係はもっと良くできると思う」とさらなる向上を誓った。
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FW大迫勇也(ブレーメン)が負傷離脱、MF南野拓実(サウサンプトン)もクラブ事情で離脱した日本。すでに2次予選突破を決めていたこともあり、国内組7人を先発起用し、今後の代表定着へ誰がアピールするかが注目される一戦となった。
11日のセルビア戦でA代表デビューを飾ったばかりのオナイウは前半27分、DF山根視来(川崎フロンターレ)が入れたクロスをヘディングで狙ったところで、相手選手のハンドとなりPKの判定。これを自らゴール左に蹴り込んで、代表初ゴールとなった。さらに同31分には、右サイドをMF川辺駿(サンフレッチェ広島)がドリブル突破し、中央へのラストパスをオナイウが再び決めて2-0。さらに同33分には左サイドからDF小川諒也(FC東京)が入れたクロスをオナイウがヘディングで決め、わずか6分間でハットトリックを達成した。
試合直後のインタビューに応じたオナイウは、得点シーンについて「1つ目はPKを蹴らせてもらって決められて良かった。2つ目もあのポジションにいたことがゴールにつながったと思う。まずはやることを整理してプレーに表すのが大事だと思った。その後にチームのやること、結果もついてくると思っていた」と振り返った。
そのうえで、日本代表でプレーするうえでの連係面については「もっとできると思っているし、得点という結果は出せたけど、連係はもっと良くできると思う。チームでアピールして、呼んでもらった時に結果を出せるように頑張りたい」とさらなる向上を誓った。
今季のJ1リーグでは現在、日本人選手トップの10ゴール。「これからも高い目標を持ってやっていきたい」と語ったオナイウは、さらにゴールを量産し、“ポスト大迫”の1人として9月から始まるワールドカップ・アジア最終予選に向けてアピールしたいところだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)