「なんてゴールだ!」 チェコ代表FW、驚愕“50mロング弾”に称賛の嵐「軌道が美しい」

スコットランド戦でロングシュートを決めたFWパトリック・シック【写真:ロイター】
スコットランド戦でロングシュートを決めたFWパトリック・シック【写真:ロイター】

EUROで生まれた衝撃ゴラッソ、チェコ代表FWシックが芸術弾を叩き込む

 欧州選手権(EURO)の大会4日目、現地時間14日のチェコ対スコットランドの一戦で、チェコ代表FWパトリック・シックによる50メートル級のスーパーロングシュートが決まった。

 今大会は、史上初めて欧州での横断開催がされている。7大会連続出場になったチェコは、初戦で敵地グラスゴーに乗り込んで3大会ぶり出場のスコットランドと対戦した。そして前半42分にシックが打点の高いヘディングシュートで先制点を奪うと、圧巻の瞬間は後半7分に訪れた。

 スコットランドのシュートをチェコの最終ラインがブロックすると、シックの前のスペースにボールが転がった。そして、そのボールがハーフウェーラインをわずかに越えたところからシックがそのまま左足シュートを放つ。

 わずかにインフロントにかかったボールは美しいカーブを描きながら、背後のスペースをカバーするために少し前に出ていたGKの頭上を急襲。クロスバーのわずか下を通過するこれ以上ないコントロールでゴールに吸い込まれ、約50メートルの芸術的なスーパーゴールになった。

 直後にはEURO公式ツイッターが「後半、シックが決めた一撃に対するリアクションのGIF画像をどうぞ」と、世界中の反応を要求するような投稿を行い、多くの画像とともに盛り上がりも見せた。さらに同公式ツイッターとインスタグラムで、「GOAL OF THE ROUND」候補としてゴール動画を投稿すると、世界中のファンから「なんてゴールだ!」「大会ベストゴール」「とてつもないゴール」「軌道が美しい」「次のプスカシュ賞?」など称賛の嵐となった。

 両ゴール前の場面も多いスリリングな試合は、このままチェコが2-0で勝利。早くも大会ベストゴールの有力候補が誕生した。

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