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ブンデス公式サイトが香川の1年を総括 データに映る日本の10番の成長とは…
象徴としての期待が懸かる来季
それでも後半戦に復活を遂げ、ラスト9試合では5得点2アシストをマーク。そうしたシーズンの中で、ポジティブな記録も多く残っている。一時降格圏に沈むなど低迷した14-15シーズンに比べれば、フル出場の数は7から14と倍増。また9得点7アシスト(ブンデスリーガ公式による集計)により、ドルトムントが挙げたクラブ史上シーズン最多82得点の内、19.51%に関与したことになる。
さらに、1対1での勝率が、4季目にして初めて50%を超えたというデータも残っている。日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督が再三強調してきた「デュエル」の強さにも磨きをかけているようだ。
バイエルン加入の決まった主将のDFマッツ・フンメルスのほかにも前線で攻撃ユニットを形勢するMFヘンリク・ムヒタリアンやFWピエール=エメリク・オーバメヤン、親友のMFイルカイ・ギュンドアンらも移籍がうわさされている。そのため、来季は、クラブのシンボルとしてより大きな期待が懸かっている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images