U-24日本代表、ジャマイカ戦出場全18選手「パフォーマンス査定」 最終アピールに成功したのは?

フル出場でチームの勝利に貢献したMF遠藤航【写真:Yukihito Taguchi 】
フル出場でチームの勝利に貢献したMF遠藤航【写真:Yukihito Taguchi 】

OA枠の遠藤航は圧巻の安定感 田中&久保も存在感を発揮

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■遠藤 航(シュツットガルト)=★★★★★

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 最終ラインからのボールの引き出しを田中に任せつつ、必要なところで顔を出してサポートに入る。ジャマイカのカウンターに目を光らせ、前半42分にはエリア外で旗手のオーバーラップもあってフリーになると、狙いすました右足のシュートをゴール右隅に沈めて、結果を出した。

■田中 碧(川崎フロンターレ)=★★★★☆

 アンカーの位置に入り、最終ラインからボールを引き出して攻撃を組み立てる。オーバーエイジの3選手とともにフル出場したことからも、チームの軸に据えられていることがうかがえるが、それに見合うだけのプレーを90分にわたって見せた。

■堂安 律(ビーレフェルト→未定)=★★★☆☆(→後半30分OUT)

 周囲との連携を合わせることに注力したか、決定的なプレーは少なかった。それでも後半には途中出場した相馬からのパスを受けて確実にゴールを決めた。3-4-2-1への変更後はシャドーに入り、味方がボールを失った際に素早く切り替えてカウンターを阻止する場面も。

■久保建英(ヘタフェ)=★★★★☆(→後半20分OUT)

 前半17分にエリア内でDFを緩急でかわし、ゴール前を横切るクロスを入れたのを皮切りに、決定的な仕事を多く見せた。それでも飲水タイム直後の同32分には、最終ラインの裏を取って相手選手4人の股を射抜くシュートを決めて試合を動かした。

■三笘 薫(川崎フロンターレ)=★★★☆☆(→後半15分OUT)

 序盤からサイドに張ってドリブルを仕掛けようとするものの、割り切って守るジャマイカを相手に持ち味を出せず。前半25分過ぎからは中央に入る回数が増え、久保との連携、後半は久保、堂安とのコンビネーションも見られた。最後はサイドからのドリブルと精確なパスで上田のゴールをアシストした。

■相馬勇紀(名古屋グランパス)=★★★☆☆(←後半15分IN)

 投入とともにチームが布陣変更し、3-4-2-1の左ウイングバックに入る。後半19分には左で完全にフリーになると、エリア内に仕掛け、GKを交わしたところでパスに切り替えて、堂安のゴールをアシスト。ホームスタジアムでの試合で結果を出した。

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