A代表デビューのFWオナイウ、横浜FM前監督へ“感謝”表明 「幅を広められた」
退任したポステコグルー前横浜FM監督に向けて感謝の思いを明かす
6月11日の国際親善試合・セルビア代表戦で日本代表デビューを飾ったFWオナイウ阿道(横浜F・マリノス)が12日、オンライン会見に応じた。セルビア戦でまずまずのパフォーマンスを披露したなか、10日に退任が発表されたアンジェ・ポステコグルー前横浜FM監督に向けて感謝の思いを述べた。
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オナイウはセルビア戦の後半頭からFW古橋亨梧(ヴィッセル神戸)に代わって出場しA代表デビュー。前線での鋭い動き出しや起点となる働きで存在感を放つと、後半19分にはMF伊東純也のクロスに反応しゴールへ押し込んだが、オフサイドと判定され代表初ゴールはお預けに。それでも、主力FW大迫勇也(ブレーメン)が負傷離脱したなか、ポジション争いへのアピールに成功した。
代表デビュー戦から一夜明け、オナイウは「まずは自分のチームでやっていたことが間違いではなかったというがありますし、そのプレーをすることが代表での自分のプレーにつながるっていうのを感じた」と手応えを語り、数字としての結果は残せなかったものの「しっかりボールをキープ出来たり、起点になれたシーンはあった。数字ではあらわれないけど、できたこと、できるなと思ったことを明確にして準備したい」と誓った。
また、所属クラブを率いてきたポステコグルー監督が10日、スコットランドの名門セルティックの指揮官に正式就任することが発表されたことにも言及。インテンシティーの高さが要求される同指揮官のトレーニングに、当初は戸惑いを覚えたというが、「強度のあるプレーを続けることがセルビアや欧州など海外の選手とやる時に生きてくる」と改めて実感したという。
ポステコグルー監督とは、昨日の試合前に直接話せたようで「1年半で選手としての幅を広められたと思うし、成長につながったという感謝を試合の前に話させてもらった。自分の選手としての大きな部分を作ってくれたので感謝している」と思いを明かした。
今回の代表活動では急遽、追加招集を受ける形での参加となったが、セルビア戦では成長ぶりをしっかりと見せつけた。確かな手応えを胸に、15日のキルギス戦(パナソニックスタジアム吹田)でさらなるアピールを狙う。
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