日本代表、セルビア戦出場全17選手「パフォーマンス査定」 課題の残る”最低評価”は?
FIFAランク25位のセルビア相手に1-0で勝利 出場した全17選手を5段階査定
森保一監督率いる日本代表(FIFAランク28位)は11日、キリンチャレンジカップでセルビア代表(同25位)と対戦。U-24日本代表戦(3-0)のメンバーを中心にスタメンを組み、怪我で離脱したFW大迫勇也(ブレーメン)に代わってMF古橋亨梧(ヴィッセル神戸)が1トップに入った。
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前半はなかなかシュートに持ち込めなかった日本だが、後半3分にMF伊東純也(ヘンク)がCKから先制点。その後も試合の主導権を握った日本は、追加点こそなかったものの、1-0で勝利した。出場17選手を5段階評価(最高が五つ星=★★★★★)で査定した。
<GK>
■権田修一(清水エスパルス)=★★★☆☆
枠内に飛んでくるシュートがなく、セービングの場面はなかった。長友を除いて代表での経験が浅い最終ラインへの指示を含めて、コーチングの声を絶やさずに欧州の強豪国であるセルビアを無失点に抑えた。
(出場なし)
川島永嗣(ストラスブール)
シュミット・ダニエル(シント=トロイデン)
中村航輔(ポルティモネンセ)
<DF>
■長友佑都(マルセイユ)=★★★☆☆(→後半37分OUT)
体のサイズが違う相手に対しても、体を張った守備でボールを収めさせず。しっかりと経験値を示して守り抜いた。攻撃面ではセルビアが5バックで来たことで、攻め入るスペースがなく、同じサイドに入った南野とコンビネーションでサイドを崩す場面もなかった。
■谷口彰悟(川崎フロンターレ)=★★★★★
高さを見せて相手の1トップに入ってくるボールをしっかりと遮断。カウンターの起点も潰した。前半25分にスペースへ走った古橋に出したパスなど、つなぐだけではなく、チャンスにつながるボールを供給できることを示す。CKの場面では先制点をアシストし、吉田麻也、冨安健洋が不在のなかで存在感をアピールした。
■植田直通(ニーム)=★★★★☆
フィジカルの強い相手にも、対人の強さ、空中戦の強さを改めて証明。大津高の先輩である谷口とのコンビで無失点の立役者となる。後半44分には、途中出場のFW浅野へロングフィードを送り、GKとの1対1のチャンスを演出した。
■室屋 成(ハノーファー)=★★★☆☆(→後半20分OUT)
体格差のある相手に対して、ファウルを取られることも多かったが、しっかりと攻撃を遅らせた。守備面では安定感を見せた一方で、攻撃面では伊東や鎌田がボールを受けられるタイミングでパスを出せず、横パスが多くなった。
■山根視来(川崎フロンターレ)=★★☆☆☆(←後半20分IN)
全体的に高いポジショニングを意識していたからか、後半24分には裏を使われかける。植田のカバーリングとゴール前でのクリアに助けられたが、スペースの空け方が気になった。
■小川諒也(FC東京)=★★★☆☆(←後半37分IN)
元FC東京の先輩である長友との交代で出場。短い出場時間だったが、リードを許した相手が同点ゴールを目指してきたなかでも、守備のタスクをしっかりとこなした。
(出場なし)
佐々木翔(サンフレッチェ広島)
中谷進之介(名古屋グランパス)
昌子 源(ガンバ大阪)