セルビア代表監督のピクシーが“ゴール宣言” 「レッドカードを出さないように言っておいて」

ドラガン・ストイコビッチ監督【画像:Football ZONE web】
ドラガン・ストイコビッチ監督【画像:Football ZONE web】

日本戦の前日会見の最後に笑いを誘うひと言「私はベンチからゴールを狙っている」

 セルビア代表(FIFAランク25位)は11日、キリンチャレンジカップで日本代表(同28位)と対戦する。チームを率いるドラガン・ストイコビッチ監督は、Jリーグの名古屋グランパスで選手、監督として“英雄”として語り継がれているが、前日会見の最後には「ベンチからゴールを狙っているので、明日は期待してください」と笑いを誘った。

【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから

 ストイコビッチ監督は今年3月、セルビア代表チームと3年契約を締結。久々の来日を、「日本は大切な国。日本の方が私を愛してくれてるし、私も日本を愛している」と喜んだ。

 日本サッカーはすべてではないが追っており、成長を感じているという。

「Jリーグをフォローはしているが、順位やいくつかの試合の結果しか見ていない。しかし、全体として日本サッカーは進歩している。日本人のメンタリティーに努力というものがある。年々よくなっていると信じている」

 森保一監督率いる日本代表については、「チーム全体に注意しないといけない」と語る。

「植田(直通)、谷口(彰悟)、長友(佑都)、室屋(成)の4バックですよね。橋本(拳人)が真ん中にいて、守田(英正)が常に彼のそばにいて、伊東(純也)や鎌田(大地)、南野(拓実)、浅野(拓磨)、または原口(元気)ですか。そういう選手が出てくるでしょう。このチームは非常にスピードがあり、テクニックもある。ドリブルの得意な伊東もいる。特に右サイド。鎌田も良い選手だ。南野が左サイドなのか、真ん中の前線なのか、試合が始まってみないと分からないですが。というわけで、攻撃的な選手は走るスピードだけでなく、パススピードにも気をつけないといけないと私は考えている」

 会見の最後には、ストイコビッチ監督は「私はベンチからゴールを狙っているので、明日は期待してください。ただし、レフェリーにはレッドカードを出さないように言っておいてくださいね。マタネ!」と“ゴール宣言”。2009年のJ1リーグ第29節横浜F・マリノス対名古屋戦(2-1)で、GKが蹴ったボールをダイレクトで蹴り返し、革靴から放たれたダイレクトボレーシュートがゴールにそのまま入る伝説を残しており、笑いを誘って会場を後にした。

(FOOTBALL ZONE編集部)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング