「忘れてはいけない試合」 森保監督、“可変システム”の苦い記憶…セルビア戦へ警戒

森保監督の“苦い記憶”となっているアジアカップ決勝「選手が迷わないように…」

 今年に入ってからアジア勢との対戦が続き、特にW杯予選では実力差が大きく、大勝するゲームが続いた。森保監督も「5月の後半から6月は、(相手に)なかなか自分たちの課題が見えるような上回られ方をしていなかった」としたうえで、「難しい局面はないほうが良いかもしれないが、チームや個人戦術の成長を考えると、難しい局面を乗り越えることが起これば良い」と語った。

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 そして“苦い記憶”として、2019年2月のアジアカップ決勝カタール戦(1-3)を「私も忘れてはいけない試合だし、相手が可変しても基本的な考えを伝えたうえで試合中に柔軟に対応できるように、選手が迷わないようにするのが大事」と言及。「現代サッカーは可変システムが当たり前になっているので、相手がやってくることに対応するのと、相手が嫌がるようにベースの形がありながらも流動的に形を変化させることにトライしたい」と、チームとして戦術面で進化した姿を見せたいと意気込んだ。

 W杯アジア最終予選の戦いも控えるなか、チームとしての完成度が試される一戦になりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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