「驚愕ミドル」被弾のGK、“呆然リアクション”に海外注目 「すべてを物語っている」

チェコGKトマーシュ・ヴァツリーク(セビージャ)【写真:Getty Images】
チェコGKトマーシュ・ヴァツリーク(セビージャ)【写真:Getty Images】

アルバニアFWチカレシのゴラッソ炸裂、被弾したチェコGKヴァツリークの表情が話題

 欧州選手権(EURO)を前に各地でテストマッチが行われたが、そのうちの1試合で目の覚めるような弾丸ミドルが決まり、一歩も動けなかったGKの呆然とした表情とともに海外メディアで話題を呼んでいる。

 衝撃のゴラッソが生まれたのは、現地時間8日にプラハで行われたチェコ対アルバニアの一戦だ。EUROに出場するチェコが本大会に向けた調整として組んだ試合で、3-1で勝利している。もっとも海外メディアで話題を呼んでいるのは、前半42分に喫した失点のほうだ。

 センターサークル内でファウルを受けたアルバニアは素早くリスタート。敵陣中央でフリーでパスを受けたFWソコル・チカレシ(コンヤスポル)が前を向き、ドリブルを開始する。チカレシは相手のプレッシャーが緩いと見るや、ゴールまで25メートル以上の位置でシュートモーションに入ると右足を一閃。カーブ回転のかかった強烈な弾丸シュートがゴール左隅に飛ぶと、チェコGKトマーシュ・ヴァツリーク(セビージャ)は一歩も動けず、ボールを見送ることしかできなかった。

 この衝撃的なミドル弾に海外メディアも反応しており、英衛星放送「スカイ・スポーツ」公式ツイッターは「驚愕の一撃 アルバニアのソコル・チカレシが長距離から素晴らしいゴールを決めた」と速報。また失点後に呆然と立ち尽くしたヴァツリークが、信じられないといった表情を見せ、その後ゴール脇に置いてあったタオルを手に取り顔を拭ったシーンが脚光を浴びており、オーストラリアのスポーツ専門局「Optus Sport」公式ツイッターが「ゴールキーパーの反応がすべてを物語っている」と綴れば、アルゼンチン放送局「TNTスポーツ」ブラジル版公式ツイッターも「チカレシが爆弾を投下」「ゴールキーパーのリアクションに注目」と伝えるなど、EURO出場国相手のゴラッソが反響を呼んでいる。

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