「マインドが面白い」 谷口彰悟、34歳長友の姿に学ぶもの「世界と戦う術を…」
タジキスタン戦にボランチで途中出場、7月で30歳…国際経験の少なさは「正直大きい」
日本代表DF谷口彰悟(川崎フロンターレ)は、7日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のタジキスタン戦(4-1)に途中出場し、ボランチとして国際Aマッチ4試合目の出場を果たした。今年7月で30歳となるなか、「ポジショニングや駆け引きで世界と戦う術をもっと身につけないといけない」とさらなる高みを目指している。
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川崎守備陣の要として、谷口はこれまで2017年、18年、20年と3度のJリーグ制覇を経験している。今季も無敗で首位を快走するチームをキャプテンとして束ねており、その経験値はJリーグトップクラスと言える。
一方、日本代表では2015年6月のイラク戦(4-0)でデビューするも、ここまで3試合の出場とあまり多くの出場機会を得られていなかった。迎えた7日のタジキスタン戦では後半29分から投入され、本職のセンターバック(CB)ではなくボランチとしてプレー。他のDF陣とはひと味違うユーティリティー性を見せて、アピールしている。
9日にオンライン取材に応じた谷口は、ボランチでの起用について「選手としては使ってもらえるだけありがたい。CBのほうが力を発揮できる自信はあるけど、やることを整理して自分のできることをしたい。違うポジションで出ても戦力になれるようなプレーをしないといけない」と言及。そのうえで7月に30歳となることを問われると、次のように語った。
「年齢は今年30歳だけど、フィジカル、メンタル、経験も含めて今が良い時期だと思う。DFには経験で学ぶ部分もある。そういう意味では充実してきていると思う。ただ、国際経験は少ないし、その差は正直大きいと思う。それを埋めるためにはいろいろな方法があると思うけど、今置かれている立場でやらないことには見えてこない。今はこの呼ばれた代表期間の活動をきちんとやって、そういう舞台で戦えることを証明していかないといけない」