EURO対コパ・アメリカ、どちらが強い!? 「出場選手ベスト11」をスペイン紙選出
「マルカ」紙が投票企画を実施、ともに3-4-3で超豪華メンバーが集結
この6月には欧州選手権(EURO)と南米選手権(コパ・アメリカ)と2つの大陸最強国を決めるメジャートーナメントが開催される。スペイン紙「マルカ」では、それぞれの大会に出場する選手からEUROベストイレブンとコパ・アメリカベストイレブンを選出し、どちらが強いのかという投票企画を行っている。
南米サッカー連盟(CONMEBOL)所属の10カ国のみで開催されるコパ・アメリカだが、ベストイレブンの顔ぶれはブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ、そしてコロンビアの4カ国からの精鋭が選ばれた。
GKはブラジル代表GKアリソン、最終ラインには右からウルグアイ代表DFホセ・ヒメネス、ブラジル代表DFマルキーニョス、コロンビア代表DFダビンソン・サンチェスの3バックの並びになった。
中盤はひし形で底にブラジル代表キャプテンのMFカゼミーロ、左右両サイドにはアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリア、コロンビア代表MFフアン・クアドラードとウイングタイプの選手が入り、トップ下にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとなった。
前線は中央にウルグアイ代表FWルイス・スアレスが構え、右にアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス、ブラジル代表FWネイマールという超攻撃的な3-4-3の布陣となった。国別ではブラジルから最多4人が選出された。
一方で、24カ国参加のEUROのベストイレブンも3-4-3システムで選出。GKにベルギー代表GKティボー・クルトワ。DFは右にドイツ代表DFアントニオ・リュディガー、中央にポルトガル代表DFルベン・ディアス、そして左は新シーズンからレアル・マドリードに加入するオーストリア代表DFダビド・アラバとなった。
中盤はセンターにフランス代表MFエンゴロ・カンテとドイツ代表MFトニ・クロースが横並びとなり、右にオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング、左にベルギー代表MFケビン・デ・ブライネが配置されている。
そして3トップは右からフランス代表FWキリアン・ムバッペ、ポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと各国リーグの得点王がずらりと顔を並べた。ポルトガル、フランス、ドイツ、ベルギーから2人ずつが選ばれ、スペインやイングランドといった有力国からは選出されなかった。
スペイン紙「マルカ」電子版ではこの両ベストイレブンの対戦でどちらが勝つかという投票を実施。日本時間9日午前9時時点では5万以上の票が集まっているなかでEUROが68%、コパ・アメリカが32%と欧州選抜に人気が偏った。同紙英語版でもEURO66%と欧州優位の見方が強いようだ。