「不自然な方法でねじる」 英代表FWラッシュフォード、PK時の“足首”に海外注目
イングランド代表はホームにルーマニアを迎えた親善試合で1-0の辛勝
イングランド代表は現地時間6日、国際親善試合でルーマニア代表と対戦し、1-0の勝利を収めた。決勝点となったFWマーカス・ラッシュフォードのPKが、海外メディアで話題となっている。
1週間後に欧州選手権(EURO)初戦を控えているイングランドは、ホームにルーマニアを迎えた。序盤から主導権を握る展開が続き、何度もチャンスを作るものの得点を奪うことができず、スコアレスで折り返す。
後半に入ってもイングランドが試合を優位に進めると、同23分にMFジャック・グリーリッシュがペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得し、キッカーはこの日キャプテンマークを巻いたラッシュフォード。細かいステップを踏み、相手GKの重心が左に倒れたのを見て、右足首の角度をとっさに変え、ゴール右隅に決めた。その後はお互いにチャンスを作るものの得点を奪うことができず、1-0でイングランドがルーマニアに辛勝した。
そんななか、決勝となったラッシュフォードのPK時の足首の角度が海外で注目されている。英メディア「スポーツ・バイブル」は「ラッシュフォードの驚くべきペナルティーテクニックは、不自然な方法で彼の足首をねじる」と見出しを打ち、「1人の鷹の目を持ったファンは、ラッシュフォードの足首が独特な方法でスナップしているのを見つけ、瞬く間に口コミで話題となった」と取り上げている。
イングランドのEUROでの最高成績は1968年大会の3位で、決勝にさえ駒を進めたことがないなかで、ラッシュフォードはチームを優勝に導けるだろうか。イングランドは13日にクロアチア代表との初戦を迎え、18日にスコットランド代表、22日にチェコ代表と対戦する。
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