ブスケッツがコロナ陽性で離脱のスペイン、FWロドリゴら6選手を追加招集
スペイン代表は26選手が登録可能なところ、24選手しか登録しておらず
スペインサッカー連盟(RFEF)は現地時間7日、11日に開幕する欧州選手権(EURO)を前に、スペイン代表に5選手を追加招集することを発表した。
スペインはMFセルヒオ・ブスケッツ(バルセロナ)が新型コロナウイルス陽性となり、チームを離脱。ブスケッツ以外の選手たちも検査を受けたところ、すでに陰性の結果が出ているが、新たにFWロドリゴ・モレノ(リーズ)、MFパブロ・フォルナルス(ウェストハム)、MFカルロス・ソレール(バレンシア)、そしてMFブライス・メンデス(セルタ)の5選手が追加招集された。
今回、招集された5選手は、さらなる陽性反応者が出て、チームを離脱しなければいけない場合に備えてであるという。ルイス・エンリケ監督は、今大会、欧州サッカー連盟(UEFA)が26選手の登録を認めているにもかかわらず、24選手しか登録をしていなかった。そのため、新型コロナウイルスの感染状況にかかわらず、2選手を追加することが可能だ。
なお、スペイン紙「AS」によると、GKに陽性が出た場合に備え、ルイス・エンリケ監督はチェルシーのGKケパ・アリサバラガも追加招集。6選手は練習に参加するパートナーとしての招集であり、チームから離脱者が出ない限りは、EUROのメンバーには登録されないという。14日に初戦のスウェーデン戦を控えているスペインだが、大会の開幕前から緊急事態に見舞われることとなってしまった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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