東京五輪世代は「ギラギラしている」 OA枠の遠藤航が感じたリオ五輪世代との“違い”
久保や堂安ら海外組が多く、「自分を持っている」と東京五輪世代を表現
東京五輪への強化を図るU-24日本代表は、オーバーエイジ(OA)枠でDF吉田麻也(サンプドリア)、DF酒井宏樹(マルセイユ)、MF遠藤航(シュツットガルト)の3人を招集して融合を進めている。2016年のリオ五輪に出場したU-23日本代表でキャプテンも務めた遠藤は8日のオンライン会見で、東京五輪世代について「ギラギラしている」と印象を語った。
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遠藤は5月28日のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選ミャンマー戦(10-0)後、OA枠で吉田、酒井とともにU-24日本代表に合流。3日に行われたA代表とのチャリティーマッチ(0-3)では途中出場、5日のU-24ガーナ代表戦(6-0)ではフル出場を果たした。A代表戦では試合後のロッカールームで、浦和時代の同僚でもあるDF橋岡大樹(シント=トロイデン)に「浅野(拓磨)にブチ抜かれんなよ。あれ潰せないと、ダメよ」と厳しく言葉をかける姿が、日本サッカー協会の公式YouTubeチャンネルで公開されて話題を呼んだ。
「個人的にはそんなに厳しく言ったつもりはなかったんですけどね(苦笑)。ただ、冗談で言っているわけでもないので。(点差が)ビハインドになれば、CB2枚で速いFWを守らないといけない場面は来る。彼も分かっていると思うし、グループ戦術はあっても最終的に個人というのも伝えていきたい」
リオ五輪を経験している遠藤は、東京五輪世代について一つの特徴を挙げている。
「海外でプレーしている選手が多いし、自分を持っていて、ギラギラしている。そういうのは良いなと感じています。僕らが入って年上でも関係なく、良さをチームのために出そうとしている。そういう姿勢があるから海外でやっているのかなと思います」