「頭叩いたのは君かね?」 柏木陽介、「黄金の“右足”」称賛の同僚にズバリの切り返し

岐阜で初ゴールを決めたMF柏木陽介【写真:ⓒKaz Photography/FC GIFU】
岐阜で初ゴールを決めたMF柏木陽介【写真:ⓒKaz Photography/FC GIFU】

福島戦で移籍後初得点を含む全2得点に絡み、同僚DF藤谷がインスタグラムでコメント

 FC岐阜の元日本代表MF柏木陽介は、6日に行われたJ3リーグ第10節福島ユナイテッド戦(2-1)で移籍後初ゴールを含む全2得点に絡み、チームの勝利に貢献した。同僚DFがインスタグラムのストーリー(24時間で自動削除される写真・動画)で「黄金の“右足”で1ゴール1アシストの人」と触れると、「頭叩いたのは君かね?」と切り返している。

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 今年3月に浦和レッズを退団して岐阜に加入した柏木は、4月25日のJ3リーグ第6節カターレ富山戦(0-1)で新天地デビュー。5月22日の天皇杯1回戦Honda FC戦(0-2)で今季公式戦初先発を飾り、福島戦では待望のリーグ戦初スタメンとなった。

 前半7分、MF吉濱遼平の浮き球のクロスに飛び込み、利き足とは逆の右足でボレーシュートを叩き込んで先制。これが嬉しい移籍後初ゴールとなった。柏木はさらに1-1に追いつかれて迎えた同37分、敵陣ペナルティーエリア内でこぼれ球を拾うと、再び右足でペナルティーアーク後方にいたMF舩津徹也へバウンドしたパスを供給。これに舩津が右足を振り抜き、鮮やかなミドルを突き刺して岐阜が勝ち越した。

 今季6勝目を挙げ、暫定2位に浮上した岐阜。柏木にとってもリーグ戦初先発で初ゴールを含む全2得点に絡む活躍と、新天地でのベストゲームになった。クラブ公式YouTubeチャンネルでは、柏木がアシストシーンについて振り返っている。

「なんとなく自分の空間で、どのくらいのところに人がいるのかなというのは認識できていた。フナ(舩津)が見えた時に、丁寧なパスよりもちょっとボールを浮かせてあげたくらいのほうがフナにとっては良いシュートが打てるんじゃないかな、と思ってそういうボールを出したら見事に決めてくれた。逆に優しいパスだったら入らなかったんじゃないかなと個人的には思っています(笑)」

 天才レフティーが放った輝きを受け、同僚であるプロ4年目の25歳DF藤谷匠はインスタグラムのストーリーで「黄金の“右足”で1ゴール1アシストの人」と投稿。これに、柏木は「頭叩いたのは君かね?」と返した。

 柏木のゴールシーンでいち早く駆け寄り、肩を組んで最後に頭をポンと叩いたのは24歳のMF中島賢星だったが、年齢差を感じさせないほど、チーム内の雰囲気も良いようだ。

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