日本代表、タジキスタン戦出場全16選手「パフォーマンス査定」 “最高評価”の2人は?

古橋は1得点1アシストの活躍でサイドのポジション争いで猛アピール

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■橋本拳人(ロストフ)=★★★☆☆(→後半23分OUT)

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 2020年11月の国際親善試合パナマ戦(1-0)以来となる先発出場。球際に恐れず飛び込み、中盤でピンチを未然に防いだ。ボランチのコンビを組んだ川辺とのバランスを模索するのに時間を要したが、後半6分には山根の横パスから狙いすました右足シュートをゴール左隅に流し込み、代表10試合目の出場で待望の初得点となった。

■川辺 駿(サンフレッチェ広島)=★★★☆☆

 代表初スタメンはボランチでスタートし、左サイドハーフでもプレー。低い位置まで下りて組み立てに加わり、3列目からゴール前への飛び出しも披露した。谷口が入った後半29分からは左サイドハーフに回り、相手GKのパスをインターセプトしてゴールを奪ってみせた。遠藤航(シュツットガルト)、橋本や守田とは違う特徴を持つだけに、今後のアピールに期待だ。

■原口元気(ウニオン・ベルリン)=★★☆☆☆(→ハーフタイムOUT)

 キャプテンマークを巻き、気合いは十分だったが、同点に追いつかれた前半9分以降はカットインからシュート狙いの強引なプレーを連発。失点シーンでは、相手DFマヌチェフル・サファロフに寄せきれず、クロスを許してしまった。

■南野拓実(サウサンプトン)=★★★☆☆(→ハーフタイムOUT)

 開始およそ15分間は、タジキスタンの厳しいマークもあり、思うようにボールを持てず。それでも、ゴールへの嗅覚をきかせて高校の同級生・古橋の折り返しに合わせてニアに飛び込み、本田圭佑に並ぶW杯予選7試合連続ゴールをマークした。ゴール記録を伸ばしたこともあり、前半だけでお役御免。

■古橋亨梧(ヴィッセル神戸)=★★★★☆

 ダイアゴナルな動きでタジキスタン陣内のスペースに次々と走り込み、チャンスに関与。前半6分に相手GKが浅野のシュートを弾いたこぼれ球を押し込んで先制点を奪うと、同40分には同級生の南野に完璧な折り返しを供給した。パスミスからピンチを招きかけた場面もあったが、単独での高速カウンターや献身的なチェイシングなど、持ち味の詰まったポジティブ要素のほうが上回った。

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