日本代表、タジキスタン戦出場全16選手「パフォーマンス査定」 “最高評価”の2人は?
タジキスタンに失点を許すも4-1で勝利 出場した全16選手を5段階査定
森保一監督率いる日本代表(FIFAランク28位)は7日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選でタジキスタン(同121位)と対戦。すでに最終予選進出を決めているなか、メンバーを大幅に入れ替えながらも4-1と勝利を飾った。
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MF南野拓実(サウサンプトン)とMF古橋亨梧(ヴィッセル神戸)の高校同級生コンビが“アベックゴール”、MF橋本拳人(ロストフ)、MF川辺駿(サンフレッチェ広島)に代表初得点が生まれた一方、アジア2次予選で初失点を喫するなど苦戦を強いられる時間帯もあった。出場16選手を5段階評価(最高が五つ星=★★★★★)で査定した。
<GK>
■権田修一(清水エスパルス)=★★★☆☆
2019年9月のキリンチャレンジカップ・パラグアイ戦(2-0)から続けていた歴代最長の連続無失点記録は「9試合」でストップ。唯一のシュートで被弾したシーンは守備陣が隙を突かれた影響が大きく、権田にとってはノーチャンスだったが、前半15分のビルドアップでは左サイドへのパスが弱く、あわやカットされて大ピンチを招きかけるなど、これまでほどの安定感は見られなかった。
(出場なし)
川島永嗣(ストラスブール)
シュミット・ダニエル(シント=トロイデン)
中村航輔(ポルティモネンセ)
<DF>
■山根視来(川崎フロンターレ)=★★★☆☆
先制点、2点目のシーンではスペースに絶妙なスルーパスを通して攻撃の起点となり、橋本の代表初ゴールもアシストするなど、攻撃面では存分に存在感を発揮した。ただ、相手MFエフソン・パンシャンベに前に入られ、チームのアジア2次予選初失点を招いてしまったことは今後に向けての反省点だ。
■昌子 源(ガンバ大阪)=★★★☆☆
所属クラブのホームスタジアムで最終ラインの統率役を任され、相手のポストプレーを潰し、ボールを持てば時に果敢に縦パスを狙った。ピンチらしいピンチは、失点を喫した場面のみ。相手DFマヌチェフル・サファロフにクロスを上げられる前のクリアがやや甘く、本人も「『クリア!』と言われて慌てたこともあった。中途半端だった」と反省していた。
■中谷進之介(名古屋グランパス)=★★★☆☆
代表2キャップ目は、昌子との初めてのコンビ。立ち上がりは得意のビルドアップも精度がイマイチだったが、徐々に持ち直していった。対人や空中戦で相手に負けてはいなかったが、失点シーンではFWマヌチェフル・ジャリロフに1対1でマークについていた分、カバーに行けなかった。
■佐々木翔(サンフレッチェ広島)=★★★☆☆(→後半17分OUT)
同じ左サイドの原口との息が合わず、連係ミスが目についた。持ち前の対人や空中戦の強さを発揮できるような機会自体が少なかったなか、失点を喫した場面ではクロスが頭上を越え、ゴールネットを揺らされるのを見送るしかなかった。
■小川諒也(FC東京)=★★☆☆☆(←後半17分IN)
後半途中からピッチに立ち、果敢に相手のペナルティーエリア内にも顔を出していったが、連係が機能せず。左利きの左サイドバックとして期待は大きいが、キック精度やクロスでアピールできないと、今後の生き残りは厳しくなるだろう。
(出場なし)
植田直通(ニーム)
室屋 成(ハノーファー)
長友佑都(マルセイユ)