日本代表、W杯予選“初失点”も4-1快勝で7連勝 南野が7戦連発、橋本&川辺は代表初ゴール
タジキスタンに今予選初失点を許すも…4ゴールを奪って突き放す
日本代表は7日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のタジキスタン戦に臨み、MF南野拓実がMF本田圭佑に並ぶW杯予選7試合連続ゴールを決め、4-1の勝利を飾った。
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日本がすでに全8試合中の6試合までを全勝で突破を決めている一方、タジキスタンは2位の中での上位で最終予選へ進出する可能性を残している。森保一監督はMF原口元気をゲームキャプテンに指名し、FW大迫勇也が負傷離脱した前線ではFW浅野拓磨を1トップに起用。最終ラインにはJリーグでプレーする選手たちが並んだ。
そうした状況でも緩みのない入りをした日本は前半6分、DF山根視来のスルーパスに抜け出した浅野のシュートが相手GKに阻まれたところ、こぼれ球をMF古橋亨梧が押し込んで1-0と先制した。
しかし日本は直後の同9分、タジキスタンの攻撃で左サイドからのクロスが逆サイドまで流れ、今度は右サイドからのクロスが入ってきたところ、山根の前でMFエフソン・パンシャンベに頭で合わせられて失点。アジア2次予選での初失点となり、GK権田修一の国際Aマッチ連続無失点も9試合でストップとなる1点により、1-1の同点になった。
その後は、日本のサイドバックの高さまでサイドハーフを降ろし、6バック化することを厭わないタジキスタンを相手に試合は膠着した。しかし同40分、右サイドで背後を取った古橋が中央へ低いボールを入れると、ニアサイドに飛び込んだMF南野拓実がゴール。MF本田圭佑の記録に並ぶW杯予選7試合連続ゴールで、2-1と勝ち越してハーフタイムを迎えた。
森保監督は後半から、原口と南野に代えてMF鎌田大地とMF坂元達裕を投入。古橋を左サイドに回し、右に坂元、中央に鎌田が入った。そして後半6分、右サイドで山根がボールを持って中央をルックアップし、振りの小さいパスを中央に入れるとMF橋本拳人がコースを突いたシュートを流し込み、3-1とリードを広げた。橋本にとって、これがAマッチでの初ゴールになった。
さらに日本は同25分、相手の最終ラインにプレスをかけると相手GKが出したパスを狙ったMF川辺駿がそのままゴールに蹴り込んで追加点。川辺も代表での初ゴールとして4-1となった。
日本はこのままリードを維持して勝利。今後は11日に国際親善試合セルビア戦、15日にアジア2次予選の最終戦となるキルギス戦が予定されている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)