柏木陽介、“本領発揮”の1得点1アシストにファン感動 「泣きそうなくらい嬉しい」
福島戦でリーグ戦初先発を飾り、先制点となる初ゴールを含む全2得点に絡む
FC岐阜の元日本代表MF柏木陽介は、6日に行われたJ3リーグ第10節福島ユナイテッド戦でリーグ戦初先発。移籍後初ゴールで先制点を挙げ、勝ち越し点もアシストするなど全2ゴールに絡んで2-1の勝利に貢献した。
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今年3月に浦和レッズを退団して岐阜に加入した柏木は、4月25日のJ3リーグ第6節カターレ富山戦(0-1)で新天地デビュー。5月22日の天皇杯1回戦Honda FC戦(0-2)で今季公式戦初先発を飾り、福島戦では待望のリーグ戦初スタメンとなった。
前半7分、MF吉濱遼平の浮き球のクロスに飛び込み、利き足とは逆の右足でボレーシュートを叩き込んで先制。これが嬉しい移籍後初ゴールとなった。柏木はさらに1-1に追いつかれて迎えた同37分、敵陣ペナルティーエリア内でこぼれ球を拾うと、バウンドしたパスをペナルティーアーク後方にいたMF舩津徹也へ。これに舩津が右足を振り抜き、鮮やかなミドルを突き刺して岐阜が勝ち越した。
今季6勝目を挙げ、暫定2位に浮上した岐阜。柏木にとってもリーグ戦初先発で初ゴールを含む全2得点に絡む活躍と、新天地でのベストゲームになった。クラブ公式YouTubeチャンネルは、試合後の柏木のコメントを紹介している。
「自分がゴールに絡まなくても、勝利することを意識してプレーした。それが結果として自分のゴールだったり、アシストにつながったかなと。ゴールに関しては触るだけだったし、アシストに関しても決めてくれただけのこと。大したプレーをした感じではないし、まだまだできる。もっとやっていかないといけない。(試合に)出してもらえれば出してもらえるほど、良さは出せると思う」
クラブ公式ツイッターの動画投稿には、ファンからも「泣きそうなくらい嬉しい」「ナイスゴール! しかも右足」といった声が上がり、柏木への期待の大きさをうかがわせている。