C・ロナウド、衝撃の“70m爆速スプリント” 36歳が終盤に驚異の走り「信じられない」

ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド【写真:AP】
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド【写真:AP】

スペイン戦の後半42分、カウンター発動で自陣ゴール前から猛ダッシュ

 ポルトガル代表は現地時間4日、スペイン代表との国際親善試合に臨み0-0で引き分けた。15日に初戦を迎える欧州選手権(EURO)に向けてチームを仕上げる段階に突入しているなか、この試合の終了間際に絶対的エースのFWクリスティアーノ・ロナウドが自陣ゴール前から見せた約70メートルのスプリントが話題を呼んでいる。

 2016年の前回大会で同国史上初のEURO制覇を果たしたポルトガル。連覇を目指す王者だが、グループリーグではフランス、ドイツ、ハンガリーが同居する“死の組”に組み込まれた。厳しい戦いが待ち受けるなか、4日に敵地マドリードでスペインと対戦。優勝候補同士のテストマッチは、最後までゴールが生まれずにスコアレスドローに終わった。

 36歳のロナウドはこの試合に先発フル出場。得点こそ奪えなかったものの、驚異的なフィジカルを見せつけている。話題を呼んでいるのは後半42分の場面。自陣ゴール前でセットプレーの守備に入っていたロナウドだが、チームがカウンターを発動させると、終了間際の時間帯にもかかわらず全力ダッシュ。誰よりも速い加速力で一気に前線に上がり敵陣ペナルティーエリア手前まで到達したが、味方からのパスは惜しくも通らなかった。

 このシーンを英メディア「スポーツ・バイブル」は、「クリスティアーノ・ロナウドがスペイン対ポルトガルの87分に、わずか10秒でボックス・トゥ・ボックスを信じられないほどスプリントした」と見出しを打って紹介。「36歳のユベントスのスーパースターは、試合終了間際に猛烈なペースを披露し、ファンを感動させた」と伝えている。

 今大会が実に5回目のEURO出場となるロナウド。36歳となった今も衰えを見せないフィジカルと抜群の得点嗅覚で、母国を大会連覇に導けるだろうか。

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