「チーム想いの熱い男」 吉田麻也、U-24ガーナ戦で見せた“キャプテンシー”に反響

OAとしてU-24日本代表に参戦しているDF吉田麻也【写真:浦 正弘】
OAとしてU-24日本代表に参戦しているDF吉田麻也【写真:浦 正弘】

U-24ガーナ代表に6-0快勝、試合翌日に更新したSNSにファンから絶賛コメントが殺到

 オーバーエイジ(OA)としてU-24日本代表に参戦しているDF吉田麻也(サンプドリア)は6日、自身の公式インスタグラムを更新。前日にベスト電器スタジアムで行われたU-24ガーナ代表戦(6-0)の写真3枚を投稿した。「久しぶりの九州での代表戦、有観客でやれれば最高だったなぁ…!」とコロナ禍による無観客試合への本音を覗かせた一方、ファンからはピッチ上で見せた“キャプテンシー”に対して「チーム想いの熱い男」「泣きそうになりました」などの声が寄せられた。

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 東京五輪に向けた“最終選考”の一つとして組まれたガーナとの一戦に、U-24日本代表は吉田、DF酒井宏樹(マルセイユ→未定)、MF遠藤航(シュツットガルト)というオーバーエイジ3人を加えたベスト布陣で臨んだ。序盤からリズムを掴むと、前半16分にMF堂安律(ビーレフェルト)のボレーで先制。同32分にはMF久保建英(ヘタフェ)のゴールでリードを広げ、さらに酒井が誘発したオウンゴールにより3-0とリードを広げて前半を終えた。

 後半も攻撃の手を緩めない日本は、吉田の縦パスから最後はMF相馬勇紀(名古屋グランパス)が4点目、さらにFW上田綺世(鹿島アントラーズ)の得点で5-0と大量リード。終了間際の同44分にもMF三笘薫(川崎フロンターレ)にゴールが生まれて、最終的に6-0と完勝した。

 東京五輪に向けて弾みをつける試合となったが、翌日に吉田は自身の公式インスタグラムを更新。試合時の3枚の写真とともに、「久しぶりの九州での代表戦、有観客でやれれば最高だったなぁ…!」と綴り、コロナ禍により無観客試合となったことを残念がっていた。

 この投稿に多くのファンが反応。「見に行きたかった!!」「4点目の縦パスに痺れました」「長崎の誇り」といった声のほか、後半26分にMF田中碧(川崎フロンターレ)が、相手DFから足裏での危険タックルを食らった際、最終ラインから駆け寄り襟元を掴んで怒りの抗議を行ったことを踏まえて、「最高にカッコいい!」「素晴らしいキャプテンシー」「泣きそうになりました」「チーム想いの熱い男」「感動した!」などの声が寄せられていた。

 OA選手としての重圧を感じながら、心身両面でチームを牽引した吉田。豊富な経験に裏打ちされたリーダーシップで、東京五輪でのメダル獲得に向けて若手選手を鼓舞していくはずだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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