ファン・ハールがペップの「誰も行きたがらない」発言に反発 「すべての選手がマン・Uでのプレーを望んでいた」

空虚な舌戦

 マンチェスター・ユナイテッド(マン・U)のルイス・ファン・ハール監督は、バイエルン・ミュンヘンのペップ・グアルディオラ監督の「誰もマン・Uには行きたがらなかった」という発言に激しく反発した。「みんな来たがっている」と強気の発言を残し、波紋を広げている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
 グアルディオラ監督は、先日の欧州チャンピオンズリーグ初戦マンチェスター・シティ戦前の公式会見で、ファン・ハール監督がバイエルン所属選手たちに獲得の打診やオファーを送ったことを明かした。候補となったのはドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガー、同FWトーマス・ミュラー、オランダ代表FWアリエン・ロッベン、そして、開幕前にレアル・マドリードに移籍したトニ・クロース。その上で、誰も昨季プレミアリーグ7位に低迷した名門に移籍したがらなかった悲しい現実を暴露していた。
 かつてバルセロナの監督をともに務めた2人だ。だが、監督としては、はるかに後輩からの“口撃”にファン・ハール監督はムキになった。
「私は彼の言っていることに興味はない。だが、私がコンタクトを取ったすべての選手はマン・Uでプレーすることを望んでいた」
 真っ向から反論したオランダ人指揮官は「チャンピオンズリーグで今季戦えないのに信じられないことだ。選手はまだここに移籍してきているし、移籍したいと思っている。驚きだ。これはクラブの偉大さに起因することだ」と一流選手にとって、マン・Uがいまだにパラダイスであると力説した。

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