マンU、126億円でサンチョ獲得に接近か ドルトムントが“41億円値下げ”合意と英報道
サンチョとは条件面で合意、残る問題は移籍金の支払い方法か
マンチェスター・ユナイテッドは昨夏に続き、今夏もドルトムントのイングランド代表MFジェイドン・サンチョ獲得に動いている。その移籍金は昨夏の1億800万ポンド(約167億円)から8150万ポンド(約126億円)に抑えられるという。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
ユナイテッドにとって、マンチェスター・シティのアカデミー出身のサンチョは、悲願のターゲットだ。クラブはウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニや、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードといったアタッカー陣にチャンスを提供するサイドアタッカーを求めており、打ってつけの人材として昨夏の移籍マーケットでもアプローチを仕掛けた。当時はドルトムント側が移籍金の引き下げを断固として拒否したため、移籍は実現しなかった。
しかし、あれから1年。ドルトムント側も移籍金についてはユナイテッド側の要求を飲む構えだという。新型コロナウイルス感染拡大の影響による損失を補填するために、ドルトムントも選手の売却が必要となっているという。人気銘柄であるノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドを手放すつもりがない同クラブは、代わりにサンチョを手放す決断をしたようだ。その移籍金は昨夏の1億800万ポンドから8150万ポンドまで下がり、この金額でユナイテッドも合意しているという。記事では「マン・ユナイテッドは1年遅れのサンチョ移籍で2650万ポンド(約41億円)の節約」と伝えられている。
ユナイテッドはサンチョとも条件面で合意に達しており、残る問題は移籍金の支払い方法。移籍金の大部分を一括払いで要求するドルトムントに対し、ユナイテッドは分割払いを希望しているようで、そのあたりの詳細を今後の交渉で詰めていくことになりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)