「誰かの真似をする必要はない」 昌子源、吉田&冨安のレギュラー陣に“挑戦状”

日本代表DF昌子源【写真:Getty Images】
日本代表DF昌子源【写真:Getty Images】

吉田と冨安がU-24日本代表の活動に回り、昌子はアピールに意欲

 森保一監督率いる日本代表は7日、パナソニックスタジアム吹田でワールドカップ(W杯)アジア2次予選タジキスタン戦に臨む。すでに最終予選突破を決めており、“消化試合”でチームの底上げを図ることになるが、DF昌子源(ガンバ大阪)は、DF吉田麻也(サンプドリア)とDF冨安健洋(ボローニャ)が不在の最終ラインのポジション争いで、「誰かの真似をする必要はない」とプライドを滲ませた。

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 2年ぶりのA代表復帰となった昌子は、3日に行われたU-24日本代表とのチャリティーマッチ(3-0)で後半26分から途中出場した。

 センターバックの不動のレギュラーとも言える吉田と冨安がU-24日本代表の活動に回ったため、昌子やDF谷口彰悟(川崎フロンターレ)、DF中谷進之介(名古屋グランパス)らにとってはアピールする絶好のチャンスとなる。

 昌子は5日に行われたU-24日本代表対U-24ガーナ代表戦にフル出場した吉田、冨安、MF遠藤航(シュツットガルト)のオーバーエイジ組について、6日のオンライン会見で「素晴らしい3人だなと改めて見ている側の皆さんも思ったのではないかと思います」と語り、吉田と冨安の壁に挑戦する意思を示した。

「(吉田と冨安は)単純にミスが少ないし、経験からくる落ち着きもある。ライバルではあるけど、まだまだ先輩であり、彼らに学ぶことはたくさんある。U-24との試合では麻也くんが出ていなかったけど、昨日の試合(U-24ガーナ戦)を見ても麻也くんの存在、チームに落ち着きや安定感をもたらすというのは、テレビで見ているだけでも感じるものがあった。代表だけでなく所属チームでもそういう安心感を、という気持ちになる試合だった」

 昌子は吉田をリスペクトしながらも、あくまで自分の長所で勝負するプランを明かす。

「ほとんどのCBに言えるけど、誰かの真似をする必要はない。麻也くんが2人いて強い保証はなく、組み合わせでお互いのストロングを出してウィークを減らすというような、そこで変わってくると思う。今回選ばれたメンバーとも比べることはないですね」

 ロシアW杯後はA代表で目立ったパフォーマンスがないだけに、7日のW杯アジア2次予選タジキスタン戦、11日のキリンチャレンジカップ・セルビア戦(ノエビアスタジアム神戸)、15日のW杯アジア2次予選キルギス戦(パナソニックスタジアム吹田)での昌子のプレーに期待が懸かる。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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