「完璧で魔法のよう」 スペイン名手の衝撃再び…“40m超リフティング交換”に海外驚愕

スペイン代表のMFチアゴ・アルカンタラとMFロドリ【写真:Getty Images】
スペイン代表のMFチアゴ・アルカンタラとMFロドリ【写真:Getty Images】

ポルトガル戦に向けた練習でチアゴとロドリが異次元のリフティング交換

 スペイン代表は現地時間4日、マドリードのワンダ・メトロポリターノでポルトガル代表との国際親善試合を戦い、0-0で引き分けた。欧州選手権(EURO)開幕に向けて調整を進めるなか、スペイン代表MFチアゴ・アルカンタラ(リバプール)と同MFロドリ(マンチェスター・シティ)が、練習中に40メートル超の長距離リフティングを行い、海外メディアが「非の打ちどころのないタッチ」「完璧で魔法のよう」と注目している。

 ルイス・エンリケ監督が率いるスペイン代表は、EURO本大会でグループEに入り、14日の初戦でスウェーデン、19日の第2戦でポーランド、23日の第3戦でスロバキアと対戦する。2008年、12年と連覇して以来4度目のEURO制覇を目指すなか、4日には前回大会王者ポルトガルとのテストマッチを実施。両チームともゴールを決め切ることができず、試合はスコアレスドローで終わった。

 そんな優勝候補同士の一戦で、海外メディアから注目を浴びているのが試合に向けた練習でチアゴとロドリが見せた長距離リフティングのパス交換だ。スペイン代表の公式インスタグラムとツイッターで公開された1分3秒の映像では、ピッチの反対側に立つロドリからボレーで蹴り合うリフティングがスタート。注目すべきはその距離で、映像手前に立つチアゴまでは40メートル以上はあるように見える。

 そして驚くのは2人の正確無比なボールコントロールだ。高く上がったボールをインサイド、胸トラップ、太ももで軽々とトラップ。ボールを一度もピッチに落とさず、異次元のリフティングを続けていた。

 この動画に海外メディアも反応。英メディア「スポーツ・バイブル」は、「チアゴとロドリが驚愕のトレーニングセッションで長距離パスをお互いに楽々とピン留め」と見出しを打ち、「チアゴとロドリは非の打ちどころのないタッチ、ボールコントロール、パスの正確さを誇示した」と伝えた。またスペインメディア「フットボール・エスパーニャ」も「とてつもないスキル」と注目すれば、スペイン紙「マルカ」も「シンプルに完璧で魔法のような交換」と綴っている。

 チアゴとロドリは昨年9月にも、同様の長距離リフティングを披露して話題を呼んでいたが、再び異次元の美技を見せて世界を驚かせている。

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