久保建英、圧巻の“20歳初ゴール”で躍動 堂安の先制点演出は「積極的に打った結果」
ガーナ相手の6-0大勝に手応え「中1日の過密日程を感じさせない動きだったと思う」
U-24日本代表MF久保建英(ヘタフェ)は5日、ベスト電器スタジアムで行われたU-24ガーナ代表との国際親善試合に先発し、前半32分に20歳初ゴールとなる得点をマークした。試合直後のインタビューに応じた久保は「中1日の過密日程を感じさせない動きだったと思う」と、チームの6-0大勝を振り返った。
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3日にA代表とのチャリティーマッチ(0-3)を戦ったU-24代表は、中1日で東京五輪初戦で対戦する“仮想”南アフリカと見立てたガーナ戦に臨んだ。オーバーエイジ(OA)枠のDF吉田麻也(サンプドリア)、DF酒井宏樹(マルセイユ→未定)、MF遠藤航(シュツットガルト)が揃って先発出場。4-2-3-1システムを採用し、2列目にはMF堂安律(ビーレフェルト)、久保、MF相馬勇紀(名古屋グランパス)が並んだ。
立ち上がりからガーナ陣内へ攻め込みながら決め手を欠いた日本だったが前半16分、久保が敵陣ペナルティーエリア(PA)右から強烈なシュートを放つと、GKに弾かれたボールに反応した堂安が左足ボレーを叩き込み、日本が1-0と先制に成功。
さらに同32分、ペナルティーエリア内でFW上田綺世(鹿島アントラーズ)からパスを受けた久保が左足シュートで加点。6月4日に誕生日を迎えた久保にとって、これが20歳で初ゴールとなった。
後半33分までプレーした久保は、その後も周囲の選手と連動しながら攻撃をコントロール。同11分には左サイドへの配球から5点目を導いている。
試合直後のインタビューで久保は、6-0と大勝を収めたことについて「しっかり勝ち切れたのは良かったし、中1日の過密日程を感じさせない動きだったと思う」と振り返った。そして自らのシュートから生まれた先制点については「積極的に打った結果だと思う」と語り、自身のゴールについては「自分のところからのこぼれ球を上田選手ならキープしてくると思って中に入った結果だと思う。これからもっと厳しい相手との試合でも、自分たちのサッカーで結果を出していきたい」とコメントした。
東京五輪に向けてベスト布陣で臨み、最高の勝利を手にしたU-24日本代表。その中心に20歳の背番号11、久保の姿があった。
(FOOTBALL ZONE編集部)