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1970年生まれ「世界ベスト11」 “玄人好みの名手”集結、組織力が武器の実力派集団
右SBにカフー、ハイレベルなGK陣はファン・デル・サールが一番手
4バックの右は、2002年日韓W杯で優勝したブラジル代表のキャプテンを務めていたDFカフーで文句なし。サッカー史上最高の右サイドバックとしても名前が挙げられるダイナモは、ローマやACミランで活躍。豊富な運動量で上下動を繰り返し、高精度のクロスで多くのゴールをアシストした。
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センターバックの2人は、現在のイングランド代表監督とオランダ代表監督だ。元イングランド代表DFギャレス・サウスゲートとオランダ代表のキャプテンを務めたDFフランク・デ・ブールの2人を置く。現役時代のキャリアはクリスタル・パレス、アストン・ビラ、ミドルスブラとビッグクラブとは縁がなかったサウスゲートだが、その強靭な守備でイングランド代表の最終ラインを支えた。F・デ・ブールは左足のフィードが持ち味。左サイドバックや中盤でもプレーしたが、読みの鋭さを生かしたカバーリングを武器にセンターバックでも活躍した。
人材が手薄な左サイドバックには、元イタリア代表DFジャンルカ・ペッソットを入れる。ユベントスで10年以上も活躍したペッソットも、状況判断に優れた選手だった。守備的なポジションをすべてこなせる万能性が魅力だが、タイミングの良い攻撃参加が光った左サイドバックに入れる。
ワールドクラスの選手が多いGKには、オランダ代表やアヤックス、マンチェスター・ユナイテッドで活躍したGKエドウィン・ファン・デル・サールがベストイレブンの適任か。元イングランド代表GKデイビッド・ジェームスやフィードにも定評があったコロンビア代表GKオスカル・コルドバといった選手もいるが、セカンドチームには元イタリア代表GKアンジェロ・ペルッツィがふさわしいだろう。GKジャンルイジ・ブッフォンの存在もあり、代表ではキャップ数を伸ばせなかったが、鋭い反応で長年にわたってユベントスの守備を支えた。
彼らが生まれた1970年には、メキシコでW杯が開催され、ブラジルが史上最多3度目の優勝を果たしている。また、バロンドールには「ドイツの爆撃機」と呼ばれる元ドイツ代表FWゲルト・ミュラーが選出。欧州チャンピオンズカップは、オランダのフェイエノールトが優勝を果たしている。