トッテナム、コンテ招聘の交渉打ち切りか 両者の思惑一致せず破談と英メディア報道

アントニオ・コンテ氏のトッテナム監督招致は見送りのようだ【写真:ロイター通信】
アントニオ・コンテ氏のトッテナム監督招致は見送りのようだ【写真:ロイター通信】

難航する新監督選び、最有力候補だったコンテ氏とは破談か

 プレミアリーグのトッテナムがアントニオ・コンテ氏の招聘に向けた交渉を打ち切ったと、英公共放送「BBC」が報じている。

 トッテナムは今年4月にジョゼ・モウリーニョ監督を解任。シーズン終了までクラブOBでもある29歳のライアン・メイソン氏が暫定監督としてチームを率いた。

 来季に向けて実績ある指揮官の招聘に動いており、そのなかでインテルを電撃退団していたコンテ氏が最有力候補として浮上。交渉が進行していたが、報道によればトッテナム側がその交渉を打ち切ったとされている。交渉再開の見込みはないという。

 報じられているところによれば、コンテ氏としてはクラブから与えられる補強予算に疑問を抱いていたという。同氏はスター選手の獲得を望む一方で、トッテナムは育成によってチームを強化したい狙いがある。チーム作りに関して両者の思惑が一致せずに破談となったようだ。

 モウリーニョ氏の解任からおよそ1カ月半が経過したが、トッテナムの新指揮官選びは難航している。レスターのブレンダン・ロジャーズ監督やベルギー代表のロベルト・マルティネス監督なども候補に挙がるなかで、新たにチームを率いるのは一体誰になるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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