U-24代表に「なかなかない」ハプニング発生 暴風雨で飛行機遅延、福岡で前日練習できず
“中1日”の移動日に思わぬ事態、空港での待ち時間にはミーティングも実施
東京五輪に向けて強化を進めるU-24日本代表が、思わぬハプニングに見舞われた。3日に札幌ドームで日本代表とのチャリティーマッチ(0-3)を戦ったチームはこの日、5日のU-24ガーナ代表戦に臨むため飛行機で移動し、試合会場のベスト電器スタジアムで夕方から公式練習を行う予定だったが、暴風雨の影響によりフライトできず、急遽、札幌市内でトレーニング。この状況を、DF冨安健洋(ボローニャ)は「なかなかない」と語りつつ、時間を有効に活用してコミュニケーションを深められたという。
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前日に行われたA代表との“兄弟対決”自体、ジャマイカ代表の来日に際してのトラブルにより急遽組まれた試合だった。5日に福岡でU-24ガーナ代表戦を控えるなかでの強行軍となったが、“中1日”のその移動でまさかの事態が発生した。
空港に到着するものの、暴風雨により搭乗予定だった飛行機が着いておらず待つことに。DF吉田麻也(サンプドリア)によれば、待ち時間には「こっち(空港)でできることをとなって、出発ゲートに並んでいるイスのところにあるテレビを使って、昨日の試合のフィードバックをしたり」したという。その後、予定していた試合会場での公式練習はキャンセルとなり、札幌でトレーニングを行った。
この予定変更について、冨安は「ここまでアクシデントというか、予定していたものと変わることはなかなかない」と率直な感想を述べたうえで、「置かれた環境でベストを尽くすしかない。みんなプロサッカー選手でいろいろな経験をしている。上手く時間を有効に使って空港でミーティングをするなど、そうやって時間を使った」と、若くして海外経験が豊富なメンバーが多いからこそ、臨機応変に対応できたと語っている。