「ソン・フンミンは怒るべき」 プレミアMVP候補8人“落選”に英驚き「奇妙な発表」
今季17得点10アシストと出色の活躍もノミネートされず
トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンは、今季プレミアリーグで17得点10アシストと出色の活躍を見せた。28歳の韓国人アタッカーが1日に発表されたリーグの最優秀選手賞候補にノミネートされなかったことを受け、英メディア「HITC」は「ソン・フンミンは怒るべき」だと驚きをもって報じている。
今季のソン・フンミンはプレミア第2節のサウサンプトン戦(5-2)で1試合4得点を達成するなど序盤戦からゴールを量産。イングランド代表FWハリー・ケインとのコンビはプレミア最強とも恐れられ、プレミア得点王となった“相棒”へ多くのアシストも供給。17得点10アシストと、1人でチーム総得点(68得点)の4割近くに関与した。
得点ランキングでケイン(23得点)、モハメド・サラー(リバプール/22得点)、ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド/18得点)に次ぎ、パトリック・バンフォード(リーズ・ユナイテッド)と並ぶ4位タイにつけるなど文句なしの活躍を見せたソン・フンミンだったが、1日に発表されたリーグの最優秀選手賞の候補8人から外れた。
これについて英メディア「HITC」は「ソン・フンミンはプレミアリーグの奇妙な発表について怒るべきだ」との見出しで報じている。ノミネートされたのは得点ランキング上位のケイン、サラー、フェルナンデスに加え、王者シティの中心であるMFケビン・デ・ブライネとDFルベン・ディアス、そしてチェルシーMFメイソン・マウント、アストン・ビラのMFジャック・グリーリッシュ、ウェストハムのDFトマーシュ・ソウチェクという顔ぶれだった。
記事ではマウント、グリーリッシュ、ディアス、ソウチェクが引き合いに出され、「この4人の中でソンより優れたシーズンを過ごした選手はいない」との指摘があったうえで、「2200万ポンド(トッテナムに加入した際のソン・フンミンの移籍金)の男が候補から外れたことに腹を立てるのは当然のことだ」と韓国代表FWの選外に疑問符がつけられていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)