日本代表“兄弟対決”セクション別分析 A代表の収穫、U-24日本代表の露呈した課題は?
中盤・攻撃陣はスタメン組が及第点も、サブ組がアピールしきれず
MF
<出場選手>
橋本拳人(ロストフ/→後半17分OUT)
守田英正(サンタ・クララ/→後半26分OUT)
南野拓実(サウサンプトン/→HT OUT)
鎌田大地(フランクフルト/→HT OUT)
原口元気(ウニオン・ベルリン/→HT OUT)
伊東純也(ヘンク/←HT IN)
古橋亨梧(神戸/←HT IN)
川辺 駿(広島/←後半17分IN)
坂元達裕(C大阪/←後半17分IN)
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“デュエルマスター”遠藤の代役に入った橋本が先制点を挙げ、トップ下の鎌田が南野との連携でゴールを奪うなど、スタメン組は及第点。とりわけ、鎌田の安定感は試合を重ねるごとに増している。その一方で、キャプテンマークを巻いた伊東はスピードを生かしたドリブル突破、古橋は落としを受けての右足シュートで相手ゴールに迫るもチャンスを逃した。川辺やA代表デビューの坂元を含め、サブ組はもっとアピールしたかったところ。CBで先発出場した谷口は、後半26分からボランチをこなした。
FW
<出場選手>
大迫勇也(ブレーメン/→後半17分OUT)
浅野拓磨(無所属/←HT IN)
大迫勇は前半2分にコーナーキックのコースを変えて、橋本の先制点をお膳立て。1トップとして、相変わらずの存在感を示した。スタートは右サイドハーフ、途中からは最前線に入った浅野は代表通算6点目こそ奪ったが、スピードで違いを見せた以上に、後半18分、41分とチャンスを逃した印象のほうが強かったのは課題だろう。