U-24日本代表MF久保建英、“10代最後”の試合でゴール絡めず…ハーフタイムでベンチへ
明日4日に誕生日を迎え、5日には20歳になって最初の試合U-24ガーナ戦が予定
東京五輪を目指すU-24日本代表は3日、札幌ドームで開催予定だったキリンチャレンジカップ・ジャマイカ戦が中止になったことを受け、森保一監督率いる日本代表とチャリティーマッチを行った。4日が誕生日のMF久保建英(ヘタフェ)は、U-24日本代表のトップ下で先発出場したが、得点に絡めないまま前半で退いている。
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初めて実現したA代表とU-24日本代表は、大きな注目を集めた。そのなかでも、2019年に行われたキリンチャレンジカップ2019のエルサルバドル戦(2-0)で、当時18歳5日で史上2番目の若さでA代表デビューを果たした久保のプレーは注目された。
開始2分でCKからMF橋本拳人(ロストフ)に先制を許す厳しい展開となったU-24日本代表だが、そのなかでも久保は持ち前の推進力でボールを運ぶ場面が随所に見られた。最大の見せ場は前半30分。中央でボールを受けた久保は、ドリブルで仕掛けるとDF長友佑都(マルセイユ)に倒されてFKを獲得。ゴール正面の絶好の位置からゴールを狙ったが、シュートはクロスバーを越えていき、得点を挙げることはできなかった。
久保は前半35分にもドリブルを仕掛けたが、DF植田直通(ニーム)とMF守田英正(サンタ・クララ)に対応され、ピッチに倒れたもののファウルの笛はならなかった。その後、日本代表はMF鎌田大地(フランクフルト)が左足でゴールを決めて、リードを2点に広げて前半を終えた。
持ち前の技術を見せて奮闘した久保だったが、前半だけでベンチに退き、10代ラストマッチでゴールに絡むことはできなかった。明日4日に20歳の誕生日を迎え、5日には20代最初の試合となるU-24ガーナ代表戦が行われる。この試合で不発に終わった鬱憤を、U-24ガーナ戦、さらにその後の試合で晴らしていくことが期待される。
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