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1984年度「日本人ベスト11」 A代表出場歴わずか2人…J新人王やクラブ英雄を選出

【日本人選手・年代別ベストイレブン|1984年度生まれ編】矢野の1トップ、中盤の選手はJリーグでの実績が豊富
日本代表やJリーグに数多くのタレントを輩出した輝かしい世代はいつなのか。ここでは日本の“学年”の区切りに合わせた年度別の「年代別ベストイレブン」を編成。今回は1984年度(84年4月2日~85年4月1日)生まれを見ていく。
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1984年度生まれの日本人Jリーグ経験者は116選手いる。他の年度と比較しても決して少ないわけではないが、日本代表として国際Aマッチを戦った選手はわずか2人と、これまで見てきた年度別のなかでも圧倒的に少ない。なお代表出場歴があるのは、現在も栃木SCでプレーするFW矢野貴章(19試合2得点)と、DF菊地直哉(1試合)であり、2人を軸にチームを構成していく。
FWには現在も湘南ベルマーレで現役を続ける石原直樹や近藤祐介のように、Jリーグで十分な実績のある選手たちもいる。だが、この年代のタレントは中盤に多いため、FWは矢野の1トップとした4-2-3-1の布陣を採用したい。
2列目の左に入るのは、藤枝MYFCに所属しているMF谷澤達也。静岡学園高出身らしいテクニックを売りとするドリブラーは、柏レイソル、ジェフユナイテッド千葉、FC東京、FC町田ゼルビア、SC相模原と関東のクラブを渡り歩き、出身地の静岡に戻っている。トップ下には同じく静岡出身でジュビロ磐田、アビスパ福岡、アルビレックス新潟でプレーし、J1通算303試合に出場しているMF成岡翔を置く。右には、京都サンガF.C.や大宮アルディージャで活躍後、韓国の釜山アイパークでもプレーしたMF渡邉大剛を起用。左右のサイドハーフとサイドバックをこなす万能性は重宝される。
2ボランチの1人目には、こちらも中盤のすべてのポジションをこなせるユーティリティーなMF小川佳純を配置する。名古屋グランパスで10番を背負ったこともある小川は、2008年にJリーグ新人王やベストイレブンに入り、日本代表候補にも選出された。小川とパートナーを組むのは、柏のレジェンドであるMF大谷秀和だ。2003年から柏ひと筋のキャリアを送り、今もJ1で戦っているボランチも、日本代表候補に選出されている。