ジダン、仏代表監督へ就任の可能性浮上 年俸12億円で快諾と海外メディア報道
EURO後に母国代表の指揮官就任か、年俸は“世界最高額”とスペインメディア指摘
レアル・マドリードは2020-21シーズン終了後にジネディーヌ・ジダン監督との契約を解除し、2013年から15年まで同クラブを率いていたカルロ・アンチェロッティ監督が復帰することを発表した。クラブが新たな道を歩み始めた一方で、前人未到のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を達成したジダン氏も、次の道が決まるようだ。スペインメディア「Todofichajes」が報じている。
2020-21シーズンのレアルは、リーガ・エスパニョーラで2位になり、CLでは準決勝で敗退し、無冠に終わった。シーズン終了直後には、ジダン監督の退任が発表され、フランス人監督はフロント陣との確執をスペイン紙「AS」に訴えるなど波紋を呼んでいる。渦中のレアルはエバートンの監督を務めていたアンチェロッティ氏の復帰を正式に発表し、再建に向けた第一歩を踏み出した。
一方、フリーとなったジダン氏のもとにも、オファーが届いているようだ。「Todofichajes」によると、「ジダンはEURO(欧州選手権)終了後にフランス代表の監督に就任する。ディディエ・デシャン現監督は、フランスサッカー協会にEURO2020終了後に代表チームを去ることを伝えた」と報じ、ジダン氏が監督としてフランス代表に復帰する見込みだとしている。
すでにジダン氏は、フランス協会に対してEURO後の監督就任を快諾し、その年俸は900万ユーロ(約12億円)だと報じられている。なお、この金額は、ドイツ代表のハンス=ディーター・フリック監督の800万ユーロ(約10億7000万円)を上回り、世界最高額になるという。
指導者としてレアルで数々のタイトルを獲得してきたジダン氏だが、果たして母国代表を率いることになるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)