フットサルW杯の組分け決定! 日本はスペイン、パラグアイ、アンゴラとE組で対戦
2012年以来2大会ぶり5度目の出場となる日本、目標はベスト4
国際サッカー連盟(FIFA)は現地時間1日、9月12日に開幕するFIFAフットサルワールドカップ(W杯)リトアニア2021の組み合わせ抽選会を行った。横浜FCのFW三浦知良を擁した2012年大会以来、2大会ぶりの出場を果たしているフットサル日本代表は、グループEに入り、アンゴラ、パラグアイ、スペインと対戦することが決まった。
1989年に第1回大会が開催されたフットサルW杯は、今大会で9回目を迎える。これまでブラジルが5度、スペインが2度、アルゼンチンが1度と3カ国しか優勝を経験していない。日本は第1回大会に出場したが、その後は予選敗退が続き、2度目の出場を果たしたのは、2004年のチャイニーズ・タイペイ大会。その後、2008年のブラジル大会、2012年のタイ大会は出場したが、前回大会はアジア予選で敗れていた。
2大会ぶりのW杯で、日本は初のベスト4進出を目標に掲げている。組み合わせ抽選会の結果、日本はアンゴラ、パラグアイ、スペインと同じグループEに入った。フットサル日本代表は2019年にスペイン遠征を行い、スペイン代表と2試合を戦ったが、初戦は0-3と善戦したが、手の内を知られた2戦目は1-9と大敗を喫した。また、パラグアイ代表とは昨年、日本で国際親善試合を行っているが、パワープレーを行った際に決勝ゴールを決められて2-3で敗れている。
フットサルW杯は4チームによる1次ラウンドのあと、各組上位2チームと、3位チームの成績上位4カ国が決勝ラウンド進出となる。これまで日本の最高成績は、タイ大会のベスト16。W杯出場決定後、北澤豪フットサル委員長はベスト4進出を目標に掲げたが、ブルーノ・ガルシア監督の率いる日本代表は、この目標を達成することができるだろうか。
なお、前回大会優勝のアルゼンチンは、アメリカ、セルビア、イランと同居するグループFに。2大会ぶり6度目の優勝を目指すブラジルは、パナマ、チェコ、ベトナムと同じグループDに入っている。
組み合わせ抽選会の結果は、以下のとおり。
■グループA
リトアニア(開催国)
ベネズエラ
カザフスタン
コスタリカ
■グループB
ウズベキスタン
グアテマラ
ロシアサッカー連合
エジプト
■グループC
タイ
ポルトガル
モロッコ
ソロモン諸島
■グループD
パナマ
チェコ
ベトナム
ブラジル
■グループE
アンゴラ
日本
パラグアイ
スペイン
■グループF
アルゼンチン
アメリカ
セルビア
イラン
(Futsal X・河合拓 / Taku Kawai)
Futsal X
2016年にオープンしたフットサル専門サイト。日本代表・Fリーグ・女子・海外情報など、カテゴリーを問わずフットサル情報を掲載。
http://www.futsalx.com