「これぞ柿谷曜一朗」 ゴール前での意表を突く“回転ボレー”に反響「発想が面白い」
浦和戦の前半に見せたシュートシーンにJリーグ公式ツイッターが注目
名古屋グランパスは5月30日、J1リーグ第17節の浦和レッズ戦に臨み、0-0で引き分けた。敵地・埼玉スタジアムで両者が勝ち点1を分け合ったが、前半には今季から加入した元日本代表FW柿谷曜一朗が華麗なテクニックから際どいシュートを放っており、Jリーグ公式ツイッターも「これぞ柿谷曜一朗」と注目している。
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試合前に激しい雨が降った一戦。浦和がDF山中亮輔とMF武田英寿をスタメン起用し、4-1-4-1のシステムで臨んだなか、アウェーの名古屋が次第にペースをつかんでいく。
そしてスタジアムを沸かせる美技が生まれたのは、前半15分だった。敵陣左サイドでFWマテウスがFW相馬勇紀とのパス交換から、左足でカーブを描いた低いクロスを供給。ニアサイドに走り込んだFW山﨑凌吾が右足のヒールで後方にフリックすると、柿谷が右足でトラップして相手DFをブロックしながらゴールに背を向けてキープした。浦和の4人が囲い込みにいくなか、柿谷は2タッチ目で空中にボールを浮かせて左回転。次の瞬間、右足ボレーでシュートを狙ったが、ボールはゴールのわずか上に外れてしまった。
得点にならなかったものの、スタジアムを沸かせた柿谷のワンプレーにJリーグ公式ツイッターも「これぞ柿谷曜一朗 #名古屋グランパス の#柿谷曜一朗選手が巧みなコントロールからアイデアのあるループシュート」と綴って映像を投稿。ファンからも「そもそも発想が面白い」「かっこいい大好き」「えぐい」「直前のパスもすごい」などの声が上がっていた。
セレッソ大阪から完全移籍した今季、ここまでリーグ戦20試合2得点。後半戦のゴール量産に期待が高まる。